よく噛んでデンプンから糖へ

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高嶺の花 7話感想

今季ドラマで唯一見ている高嶺の花。水曜日という一番つらい真ん中の曜日でも「あ、今夜高嶺の花か...」と思うとちょっと頑張れる。そんな折り返しの回復地点になってます私の中で。

なんかもう私の好みのツボをめっちゃ押してくれるんですよねこのドラマ。演出とかキャラクターとか台詞とかストーリー展開全てが好みです。先週もやばかった。
罪悪感を芸術に昇華して家元になる為に、結婚式をドタキャンして愛する人に深い傷を負わせる決意をしたももさん。それを全てわかった上で、騙されているふりをしながら受け入れるプーさん。もうね、好き。そういうすれ違い展開大好き。
そこまでしてももさんは家元になろうとしているのに、実は全て義父の掌の上で踊らされてるというのも最高。家元のラスボス感半端ない。私マジで騙されたわ...てっきり本当にももさんの才能を惜しんでいるから家元になるように勧めているんだと思っていたのに...あえて家元になる気にさせた上で実娘を勝たせようだなんて。小日向さん流石やで。そういう役やらせたら右に出る人いないんじゃないかってくらい流石やで。
新章スタートの7話どうなるのこれ?!とワクワクしながら今日もリアタイしました。以下ネタバレ感想です。

 

「本当はあの時、悲しむ顔をしなきゃいけなかったんだ。そうすればももさんは望んでいた罪悪感をもって、華道家の道を進めたのに。なのに俺は、直前になって...彼女に忘れられたくないと思ったから、笑った」
プーさんのあの時の笑顔が!利用されても笑って受け入れるお人好しの微笑みじゃなくて...ここで笑ったら、ももさんの心に残るだろうなっていう利己心からきたものだったとか.....最高だな!!!!とのっけから天を仰ぎました大好きそういうの。しかもそれを後悔もしているっていうね。彼女の為に悲しむべきだったのに、自分の為に笑ってしまったっていうこの葛藤...はぁー...私のツボ完璧に押してくれる素晴らしいドラマありがとう。
そしてななちゃんの絶望シーンね。いやもう本当に...家元えげつない!!小日向さん恐ろしい!自分の妻を手下の若造(娘の彼氏)にわざと寝取らせる→自分の娘にその濡れ場シーンを目撃させる→これで実娘は絶望を知って良い華道家になるで(ง ˙ω˙)ว ヨッシャ!って...なんてプランだよ!!えげつない!!どうかしてるぜ!!!「汚いものを知らないと、綺麗な花など到底生けれないだろう」って...なんだその理論!芸術の道恐ろしすぎるわ!!でもそういうの!嫌いじゃないよ!!
その濡れ場目撃させる前に「私は好きな人がいるから強くなれるんだよ♡」って幸せそうに笑うななちゃんみせておきながらの、この落差。今週のテーマだったんでしょうゲインロス。最高に性癖です。彼氏と母親が乳繰りあってたらそりゃあ絶望っすわ。いやーゾクゾクする。ななちゃんの心情思うとめっちゃテンション上がった。んでも放心状態のななちゃんが一番最初に言ったのが「お父さんはお母さんに裏切られているんだよ?」っていうのがまたね。そのあなたの目の前のお父さんが全て仕組んだことなので裏切りもなにもないんですが、自分が裏切られた憤りよりもそっちを先に言うのかー...って。ななちゃん本当にどこまで...つら。
しかしこの彼氏の龍一くんがまた素晴らしいキャラクターで。なんかもう、使えるもんは全部使う&裏があるので信用しちゃ駄目ですよってありありと描かれてはいたものの、何が目的なのか分からなかった本音がここへきて判明したので株価急上昇です。
「義兄ではなく自分が家元になりたい」...最高やんけ。その動機...めちゃくちゃ最高やんけ!!
「本妻の子だというだけで苦労も知らず家元にだなんて!!どれだけの不義の子がはした金で捨てられてきたと思っている!」この叫びが本当にもうね、好き。義兄に対する嫉妬とか色々もう...好き。幼少期から母親と苦労してきたんだろうな、愛人の子って本家に後ろ指さされ続けてきたんだろうなって妄想すればするほど...龍一...好き...!自分の願いを叶える為に、身体つかって頭使ってなりふり構わず外道に走るその姿めっちゃ好きです。ななちゃんに対して心の底で非道になれなかったのも良いよね...きっと利用する中でも惹かれていたんだろうな。本妻の子で天真爛漫なななちゃんに、色んな感情もって接していたんだろうなって考えるとテンション上がります本当。
「哀れだねぇ...普通に生きられない人間は」そんな龍一に対して放ったももさんのこの台詞も素晴らしいです。私も同じだけどって付け足すのも良いよね心えぐってくる。
「あなたは高嶺の花。どこかで綺麗に咲いてくれるだけで、生きていてくれるだけでいいんです」プーさんのこの最後の台詞も心に残りましたわ...愛じゃん...こんなんもう...とてつもない愛じゃん...!泣けてくるわ。タイトル回収する台詞が大好きなので、今までちょいちょい言ってくれる度にテンション上がってましたけど、今日ここへきて一番上手い「高嶺の花」の使い方だと思いました。
頼むから二人には幸せになって欲しい。ももちゃんも龍一くんも、幸せになって欲しい。でも元凶である家元もめちゃくちゃ好きなので、もう誰がどう転んでも私的には最高ですわ。本当、私の性癖を刺激してくれるドラマです。隅々まで行き届いてくれる、ありがとう高嶺の花。来週も仕事を頑張る回復ポイントとしてよろしくお願いします。