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個人的な感想ブログ

静かの海のパライソ 一部ネタバレ感想

はぁー…。この世は悲しみに満ちています。駄目なんかもう感想がお通夜スタートになっちゃった。今とても私のテンションが低いから。初日ディレイ配信終わってしまったから。この…なんだ…はぁー…って感情に占められてる今。一部の途中で途切れたから余計とお通夜状態だよ。無駄に天井見つめたい感じ。
配信1回目観終わった直後は、鶴さん!それ!!それだよ!!SOREDAYO!!!ってドンドコゴリラになってたんだけど、初日のディレイ配信くり返す内に虚無期がきてしまった感じです。なんか…パライソって…人間って何なんだろうな…?そう哲学的な話をしてしまいそうなので、気持ちの整理をつける為にも順を追ってダラダラ感想書いていこうと思います。メモ残してたからそれを頼りに書くけど、間違ってるかもしれないです適当で申し訳ない。昨日の夕飯すら思い出せないくらい私の記憶はあやふやなもんで。そもそもなんでもう終わってしまったんディレイ配信…!月末平日の配信期間はキツいって…!全然ゆっくり観れなかった!!!

 

【島原の民】

いくばい!九州ばい!おっとばい!…おっとばい!ってなんだばい?!!よく分からんけど微笑ましいばい!でも誰ばい?!この老人は誰ばい??おろろん!おろろん!…おろろんって何だばい?!!
って感じで楽しかったのに、急に音が不穏なの何事なんて話よね。インフェルノインフェルノ〜」って地獄を連呼されだしたので、私はここでティンときました。ハハーンこれさては暗い話だな?!まぁ島原の乱ですからね!そりゃそうじゃ!
そんで冒頭のここ、左端から歩いてくるじーさんの熱演が凄まじかったです。細かすぎて伝わらないパライソのシーンを挙げるとしたら、私はこのモブじーさんの熱演を挙げるね。この思わず手を差し伸べたくなるくらいすっげぇじーさんの挙動。登場する度にじーさん!キリシタンのじーさん!って妙にお気入りになってしまいました。今回最後まで名前がわからないけどお気に入りなキャラ多かった気がします。みんな名無しの権兵衛では誰推し?私このじーさん推し!

そんで最初はこのポニテのイケメンさんが天草四郎だと勘違いしててね。というか島原の乱の登場人物=天草四郎しか知らなかったもんだから、初期知識が皆無やってん。なんかでっかい一揆で女子供もめっちゃ死んだっていうのと、天草四郎は複数人いた説くらいしか知らんかった。まぁその程度でも十分わかりやすく進めてくれたから、パライソ親切〜!!って思いました。心覚初見はマジちんぷんかんぷんだったからね!パライソの難易度設定に優しさを感じる!心覚初見は難易度高すぎ高すぎくん!
でも更に若い少年が、あきらか天草四郎な御衣装で登場したので…彼が天草四郎だー!!!ってはわわ顔になっちゃいました。カッコイイ。顔が良い。歌も上手い。この宗教画的な美しさを持った御仁のチョイス、刀ミュスタッフやっぱり絶対的な信頼がおけるなって思った。どっから連れてくるんだろう本当に。こんなマジもんの天草四郎を。
あと最初からガッツリ民の歌を聴かせてくれるのも嬉しかったです。私はミュージカルにおける民衆の歌が大好きなので。この作品はこんな時代背景ですぜって分かりやすく教えてくれるし、民衆の必死さ感じてテンション上がってしまう。主よ!主よ!パライソ〜!!
でもパライソの発音、私はずっとパライソだと思ってたんだけどパライソなんだね?!「辛いぞ」じゃなくて、あいちゃんのボディーガード「黒磯」と同じ発音ね、オッケー覚えた!って毎回理解するのに、口でパライソっていう時はまたパライソになってしまう不思議。パライソ、パライソ。文字にすると余計と混乱するわパライソ!


審神者鶴丸さん】

…ダンディ審神者ずるない?!いつもこの鶴さんの舞を鑑賞できる立ち場におるの?!ずるない?!って嫉妬でキレそうになった。ずるいよ!贅沢すぎんだろ!!
『あがけもがけ ただ無情に吹く風に 逆らえるものなら逆らってみろよ』

カッコいい鶴さんのカッコよさが最初からおかしい数値を叩き出しててカッコイイ。もう私はこの時点で脳が死んだ気がします。この後ずっと本編の鶴さんはカッコよくて、なんかもうパライソの主人公は鶴丸国永でゴンスって感じでした。ヤバいでゴンス!
そんで「つーぎーの!任務!」って催促する鶴さんは可愛くて恐ろしい。でもって鶴丸…島原です」「そういう事か…」ってのは察しがよすぎない?!鶴さん頭の回転はやすぎ。私はこんな言い方されたら100%花街だと勘違いしますが。え???って3回くらい聞き返す自信があるよ。言いにくい任務&島原だけでは分からんてダンディ。花街の島原も十分言いにくいってダンディ。
でもこの少しの会話で全て理解し合える関係を、ダンディ審神者鶴丸さんは築いてきたってワケねって思うと…悔しい!嫉妬しちゃう!「逆に聞くが、俺以外誰に任せられるってんだい?」カッコイイ!惚れてしまう!
あとここで部隊編成を鶴さんが決めるって所も今回とてもグッとくるポイントでした。鶴丸さん自身が選んだんだなぁ…って5振を見渡すと…ぐぅ…!采配も天才なの鶴さんすごい…!!って目頭押さえてしまう。ストッパー役なのか保険なのか伽羅ちゃん配置に特にグッときたね。人事部長、鶴丸国永のドラマ始まってまうわ。


【松井くん】

なんかボスみたいな登場じゃない?!って興奮してしまいました最高。「ぽたりぽたり」って血ソングをゆっくり歩きながら歌うから、完全にヴァンパイア松井ファウストⅷ世って感じの風格でした。どう考えても顕現したてとは思えない既にカンストしてるんちゃうか此度の松井くん。隣で観てた兄が松井くん登場する度に「ラスボス」って言ってたので、一般的に見ても強キャラ感あるんだと思います。ライト赤いしな!!絶対に落ちない上着も羽織ってるしな!!強キャラの要素盛り沢山!


【日向くんと浦島くん】

「まさか蜂須賀兄ちゃん、亀吉に乗って竜宮城へ?!」

蜂須賀さんは天女だからその可能性は大いにあるねって真顔で思いました。浦島くんも冗談じゃなく本気で思ってそうなのが良い。わかるよ。あり得る。
『うめ!しお!うめ!しお!いい塩梅!!』
めちゃくちゃ聞き覚えのあるアレ!!!めちゃくちゃ聞き覚えのあるアレだ!!って進研ゼミが発動しました。そんでこんなに聞き覚えあるのに、歌詞が全然違うなって違和感を抱いちゃってね…壽で聴きまくったけど、そういや本来公演順はパライソからの壽だったんだな…ってしんみりもした。そう考えると壽の替え歌考えた人天才すぎひん??コレがペンライト指導曲になったの?天才の所業ー!
特に「鶴は千年!亀は万年!」の浦島くんのポーズ可愛いすぎて何度も見ました。亀に対する慈愛の抱擁ポーズ見た?最高。LINEスタンプで欲しい。あと「ぶーぶー」って効果音を口で言ってもなんら違和感なく可愛いのすごない?負傷ボイスの「ぶーぶー」と同じでスルッと頭に入ってくる。すごいよ。浦島くんの魅力は底知れない深さがあるよ深海だよ。私の贔屓目も絶好調だよ。
そんでフルネーム呼びの伽羅ちゃんの御登場ね。カーッ!!最高の3名が並んじゃったな!って私がカメラマンならあそこ猛連写してましたナイス立ち位置ベストショット。
「僕ビックリして種飲んじゃった…!」っていう日向くんガチトーンすぎて好きだし、「姿見えていないのかと思った!」ってズバズバ言う日向くんマジで好き。可愛い二人に挟まれて「近い」って言う大倶利伽羅さん一生見てられる。
「お前達を呼んでこいと頼まれた」「誰に?」「…着いて来い」「うっふぅ〜!!!!」もうこの流れに関してはこれに尽きるよ!うっふぅ〜!!!日向くんと浦島くんのこの言い方が好きすぎて、私はパライソでテンションが上がった時はこれ活用していこうと決めました。うっふぅ〜!LINEスタンプでも欲しい!うっふぅ〜!↑↑↑


【編成決定】

「向かってもらうのはーー」「そこまでで良いぜ」
いや言うて?!!!!言うたげて?!!って審神者の台詞キャンセルをする鶴さんに、逆に待ってをかけたくなりました。鶴丸さんまでも大事なことをお黙りになる教育方針なのかと思って、慌てちゃったねココ。いやだって私が部下なら出張先くらい絶対先に知っておきたい。驚きよりも大事なもの、それは心の準備です。
そもそも着いた時に「松井の記憶が頼りだ」的な事を言うから尚更、じゃあ先に言うといたげて!?思い出す準備期間も必要じゃん?!って思った。着くまで余計なことを考えないようにした配慮なんでっしゃろか??いやでも松井くん、着いてすぐ「島原…!」って気づいてたから別に先に言ってても良かったんじゃ??本丸から島原着くまで結構時間かかるんかな?わからん。あそこで先に島原って知ってたら出陣しなくなると思ったんかな?わからん。

「ドーンと向かってバーンだ!」
鶴さんのアバウト指示に「え??」ってなるパライソメンバーかわいいね。「わかるよな伽羅坊!」「安心しろ、俺にも分からない」わからないんだ…!ってなんかもうココ胸押さえちゃった心臓が飛び出るかと思った可愛すぎて。詳細はわからなくても雰囲気で伝わる、わからなくても大丈夫っていう信頼関係がこうね、最高だなって。ふたりは伊達組。
あとOPの戦闘シーン、みんな個性ある戦い方最高だった記憶があるんだけど、メモに残ってたのは「指パッチン豊前」の単語だけでした。あれね、指パッチンからの「音の方が遅れて聞こえたろ!」がカッコ良すぎて勘弁してくれってなったやつね。アレはもうね、アレはもうあかんかったよね。前後の記憶飛んだよ。あの顔面偏差値でそのカッコよさはあかんしか言えん。人が死ぬでな。


天草四郎防衛戦】

日向くんの「ここからだ!→よっとぉ!」の差に死ぬ…!ギャップに殺される…!物吉くんの時も思ったけど、可愛い子がドス声だすと私はテンションが上がってしまうのです。あと日向くんマジ目力が凄いから美少年のガチ戦闘シーン最高にぶるっちゃうね好き。
クルクルって鶴さんが優雅に回転した後に、入れ替わって豊前さんと伽羅ちゃんが斬り込むところも好き!!そんで別の戦闘シーンでも「ほらよ!」って豊前さんが敵を捕まえた所を狙って伽羅ちゃんが斬り込むところも好き!イケメンのイケメンによる連携プレー!興奮せんわけがないわ。興奮せんわけがないのよありがとう!
まぁでもこんなパライソメンバー戦闘慣れした感じなのに、時間遡行軍さんに天草四郎やられちゃってアーッ!!って感じです。今回たぶん戦をする人間の愚かさを強調したいからか、時間遡行軍さんの出番はここくらいで終了したのマジでビックリしました。思わず画面タップしたもの。35分とその後の残党で数分出番あったとはいえ、マジで早々に出番終了は驚いた。でも今回この少ない登場時間で一番ダメージうける部分狙うなんて、良い仕事するわね時間遡行軍さん。職人さんやで。


山田右衛門作

「よっこらしょっと」って頭を乱暴に掴んで、松井くんに顔を確認させる鶴さんめちゃくちゃ扱い雑だなって。思えばここから鶴さんのエモ作さんいじめは始まってたんよ。
私は天草四郎しか知らなかったので、松井くんが「山田…えもさく…!」ってフルネームで教えてくれても\\\誰!!!?///ってなったし、鶴丸さんは何でこんなにエモ作さんの事を嫌ってんの???!って終始不思議すぎて、パライソ観終わって一番最初にしたのは、この山田右衛門作さんの検索でした。
そんでまぁビックリしたのが…wiki的にはそんな悪い人じゃないな?!!っていう衝撃ね。いやもう本当にビックリした。てっきりエモ作さん裏で悪虐非道をおこなってたん??って勘違いするくらい、鶴丸さんからの当たりキツかったから。鶴丸さんに嫌われるとこんな扱い受けるのかぁ…って思うとこう…私はテンション上がりましたが。好きな人間と嫌いな人間でこうも差がでるのか…!って神様の気まぐれ感が最高。
しかし本当にエモ作さんへの態度キツかったな今回の鶴丸さん。めっちゃ冷たい笑顔な塩対応が個人的には最高すぎてキャッキャしたけど、これエモ作さんからしたらマジで勘弁して欲しいレベルやで。なんか知らんけど最初からめっちゃ嫌われてるのってつらいよ。鶴さんお気に入りの知恵伊豆さんとの扱い差がすごい。かわいそう。
「無駄だ。それはただのモノだからな」
そんな言い方…!ってエモ作さんからしたらリーダーが殺された直後にコレはキツい。「良いから行くぞ」で首元掴み上げられるのも超怖い。エモ作さん頑張ってー!メンタル負けないでー!観てる私は塩対応の鶴さんカッコイイ最上級のご褒美ですが、当事者は洒落にならんよな頑張ってー!
あと天草四郎の死体から首飾りを取って笑顔になる鶴さん、こんなに素敵な笑顔なのにとても怖くてヒェッってなりました。ゾクゾクするね。パライソの鶴丸さん最高だわ。本当にありがとうございますええもん見た。

『夢だと誰か言ってくれんね』ってエモ作さんの方言素敵お歌が上手い。おろろん言うてるから冒頭のじーさん=エモ作さんだったのかーってここで気づいて、後で見返したらちゃんとじーさんの衣装からエモ作さんにお着替えしてたんですね冒頭。あれは本編後に長生きした将来のエモ作さんなのか…?そして幸せそうに見えてるけど、ずっとこの島原の乱の過去に囚われてるってコト…?!それが後半の「後悔」に繋がってるってわけね!って思うと、本当にエモ作さんの人生とってもインフェルノ。しんどいね。もう私はここら辺で完全にエモ作さんに同情入りました。鶴さん冷たいし、怖いよね。頑張って…!


【俺たちが天草四郎

「はい!天草四郎です!」鶴丸くん良いお返事ですね!って真っ直ぐ伸びた挙手に心のティーチャーが花丸つけました。百点満点!この「今日から俺たちが天草四郎だー!」の後の歌が好きすぎて好き。合言葉はパライソー!めっちゃ元気がでる。最初は日向くんと浦島くんだけノリノリなのかと思ったけど、最終的に伽羅ちゃんも電車ごっこに加わってて、なんだよ付き合い良いじゃんこのこの〜って思った。最高です。
『マイネームイズ四郎!
天草四郎!生き地獄に現れた救世主
驚いたかこのカリスマ性!
パライソへ続く!かいだーん!
ワンステップジャンプ!エイメン!』
これもうずっっっっと聴いていたい。動きも歌も表情も最高すぎて鶴丸国永すごいよー!!!ってフルネームで叫びたくなったすごいよー!!!階段ー!ってジャンプする後ろ姿可愛すぎてあー!天才!!エイメンイケメン最高です!!って漢泣きスタンディングオベーションきめました。ミュの鶴丸さんは横文字に強いねエイメン!でもエイメン=アンデルセン神父のイメージが私の中で根強いので、右から左へとヘルシングのあのポーズが脳内駆け巡りましたエイメン!「ウィーアー四郎!エイメン!」の天草トリオ本当に可愛すぎて最高エイメン!
「まぁ逃げる場所なんて、どこにもないだろうがな」さっきまで明るく楽しくカッコよかったのに、相変わらずエモ作さんが絡むと鶴さん怖いよ!!おろろんだーって肩ドンするところも怖すぎて…あざます!!見てる側からはご褒美ですあざます!!エモ作さんは肩大丈夫?!元気出してね!!

 

コメディリリーフの二人】

こんな面白いお笑いコンビは死ぬ…!後半で絶対死ぬ…!一人やられたら怒って無茶な突撃して最終的に二人とも死ぬんだ…!って終始ヒヤヒヤしてた幕府側のお二人さん…死ななくて良かった…!もう絶対死ぬと思って見てたから、生存しとるー!!ってそれだけで喜びの紙吹雪散らしたかったですキャラが超良かったからね!2部始まる前のペンラ説明で出てくるかと思ったけど、今回そういう説明なかったのが惜しいくらい良いキャラしてたと思います。「駄目じゃー…たかーい…」「たかいのー…」って鳥を殺せない姿が最高ラブリー賞受賞!忍さんと合わせて3人でずっとコントしてて欲しい。で!!結局お二人ともお名前なんです?!誰です?!どちら様?!!


天草四郎(浦島くん)】

鶴丸国永と三日月宗近を信じろ!」って長曽祢さんの声真似する浦島くん超可愛い…!割と似てる!というか今回要所要所で長曽祢さんと蜂須賀さんの話出してくれるからありがとうの気持ちでいっぱいになりました。虎徹兄弟こんなにも仲良し……兄弟の回想がないのが信じられないくらいだわ!!!
でもって「うちの本丸を古くから支えてきた二人」って所には…へぇ。鶴さんと三日月さんは古株なんだ…へぇ。へぇー?!!聞いたかよおいー!!って色々めちゃくちゃ言いたい感情が沸き起こりましたが、このブログでそういう話はしないと決めたので!私はお口ミッフィーになります!!!でもこれ、いつかそういう感想だけをまとめて吐き出したいくらいビックバンでした。たまげた。だから壽2部でツートップ立ち位置だったんですね納得。
そんで初期からレア太刀揃ってるダンディ審神者にまた嫉妬心芽生えちゃった…いや何か色々あってのそういう状況なの?わからんけども。ていうかミュ本丸の初期刀は誰なんだろ??私は壽の時、手前に三日月さんと鶴丸さんが立って、次いで蜂須賀さんがセンターポジションだったのめちゃくちゃ驚きつつも感謝したんだけど…え?立ち位置だけで判断すると初期刀蜂須賀さん?!!そんな事ある??!…そんな事ないよな?!次の蜂須賀さん出陣回がミュ本丸の過去編で初期刀&古株時代の話とか私にめちゃくちゃ都合の良い幻覚くることはある?!ないね?!!!ないです!!調子に乗るとバチが当たるわ!!

まぁ多分これまだミュには登場してない歌仙さんとかかな〜?って適当に予想します。私は割と最初の頃からミュ本丸の初期刀は歌仙さんっぽい気がしてる。なんとなく。歌が得意だからっていう雑な理由で。…いや初期刀なのにそんな頼られポジションからは除外されてるのって悲しい気もしてきたから、初期刀とかそういう概念がない本丸でも良い…!なんでも良い…!健やかであれ…!

話が脱線したから浦島くんの天草四郎役の話に戻るけど、「パライソー!!」って叫んでアレ?ってなるのベタだけど最高でしたね!!そういうの好き!!で、時間差で遅れて本当に子供が聞きつけてやってくるのも好き!!パライソで人が続々と集まってくるの光ー!!浦島くんマジ光ー!!って感じがして好き!!
浦島くんの最強笑顔で「俺に任せろ!パライソだー!」が無邪気すぎて、はぁー光…浦島くんは圧倒的な光属性やで…!って涙する横で、松井くんのシリアス顔がこれまた。つっっっら!きっっっつ!!確実に今後起きるであろう嫌な予感はしてるけど、浦島くんキラキラ〜⭐︎って現実逃避してる所に、しっかり松井くんのアップ挟むのカメラマンさんやりよるでって思いました。不穏因子をそこら中に設置した脚本、気持ちいいね。怖いわ。


天草四郎(鶴丸さん)】

鶴丸さんが、伽羅ちゃんに、石切丸さんの御幣を借りてきて貰った。ただそれだけでヒュウ…って口笛吹きたい気持ちになりました。え?一人本丸に取りに帰ったん…?なんて言って借りたん…?この想像の余地を残してくれるエピソードに本当にありがとうございますって感じ。そして天草四郎としては小道具でハッタリかますの大事だけど、別に石切丸さんの祈祷をハッタリと思ってるわけじゃ無いっていうフォロー欠かさないところが鶴丸さんのできた所だと思いました。
「そんな誤解をする奴じゃない」ご理解をしていらっしゃるのですね…!!ってみほとせを経て成長しまくってる大倶利伽羅さんの台詞にも、謎の祈りを捧げそうになりました。私は今回パライソでの大倶利伽羅さんに対しては、伽羅ちゃんっていうか大倶利伽羅さんだな…!ってくらい此度の立ち振る舞いに感動し、柱の影から静かに涙をぬぐうポジションでいた。あ゛ー…カッコイイ…!!何か色々やばそうな任務で、隊長の鶴丸さんもピリついてる気がするこの状況下で、この安心感たるや…!みほとせの時にっかりさんのフォロー具合にすげぇよにっかりさん!しっかりフォロ江!ってやんややんやしたけど、パライソの大倶利伽羅さんの支え具合にもはらはらと涙を流してしまうわ。どっしり構え…!
「祓いなさい…浄めなさい…だっけ?」
「祓たまえ清めたまえ」
「散々聞かされたからな」
「腹痛なら休みたまえ…だっけ?」
「わかってるぞ…わざとだな…!」
ぐう最…!ぐうの音も出ないほど最高…!!!ちゃんと石切丸さんの台詞覚えてるっていうか、覚えてしまうくらい一緒にいたんだなって感じられる台詞にも、ちょっとうんざりした感じの言い方にもニッコリしてしまう。そんでこういう会話で鶴さんの息抜きができたっていうか、今回こうしてただ側にいてあげるだけで全然違ったと思うでな…!精神的支え…!って心の老婆がグッと心臓を押さえました。伊達の絆あびちゃって心臓が止まる。心不全や。最高。
あと何より好きなのが初日配信のここ!鶴さんが御幣ふった時に落ちちゃった白い紙を、伽羅ちゃんが拾ったのが最高ーーーー!!アッ…って上からヒラヒラ落ちちゃったあの白い紙を、そのまま放置しないでスッと自然と回収する良い子ーーー!!この伽羅ちゃんの紙拾いシーン最高すぎるので、なんとかしてまた見れないかな??!と強欲が顔を出しました。円盤撮影日でも落ちて欲しいくらいだわあの御幣の白い紙。私がサイコキネシスもっていたら絶対何としてもあの紙を落とすのに。もっぺん見てぇなこの最高ハプニング大賞


天草四郎(日向くん)】

『どどんがどん!四郎さま!あ四郎さま!この旗印が目に入らぬか!あ目に入らぬか!』

エモ作さんノリの良い歌も最高じゃん好きー!!太鼓持ちー!!「豊かだった太閤殿下の時代、それに比べこの徳川の世はどうじゃ!」っていうこの、あ〜昔は良かった!今とは全然違う!っていう感じが本当に不満あるあるすぎて、いつの時代も変わらないなって思っちゃったね。
「太閤殿下の時代はキリシタンも自由があった!」
「そうだったのか?」「そんな事ないと思うよ!」
でもこうして別の目線でのツッコミ台詞をしっかり入れてくれるから、パライソ脚本気持ち良い〜!怖ぇ〜!ってキャッキャできました。「取り戻すのだ再び自由を!」ってさわりの良い言葉で民を扇動するのがまたアレよね。こういう所が鶴さんのエモ作気に食わねぇポイント稼いじゃったんだなって思うと…フフッ楽しい〜!エモ作さんったらやり手〜!
『パライソ…目的果たす為に上手くやろう辿り着くための手段は任せられた』って日向くんが覚悟決めたガチ眼力キマってんの好き…!歴代主が負けこんでるからかゲーム内でも今度は上手くやろうって何度も繰り返す日向くん。健気だけどそんな気負わんでええんやで…!って孫の頑張りを見守るジジイポジションでいるから、ドキドキしちゃったここ。
「パライソへ〜!」って崇拝されだす日向くんもすごい宗教みがある。日向くんの見た目の美少年っぷりも相まって段々画面が宗教画になっていくこの感じ素晴らしいね。マリア様が見えたもの。
「これは…光だ…!人は光を求めているのだ…!」
って照明による日向くんへのライト効果もすごい。ちょうど場面展開で暗くなるから、光っていうか闇やん…みたいな深読みしてブルッときてしまう演出最高でした。あと私は「人は光を求めている」って聞くと最遊記が思い出されるので、虫みたいに?!光に群がる虫みたいですか?!って謎の興奮をします。エモ作さんの掲げる人工光に群がる民衆かぁ…きっっつ。テンション上がるね。


【伽羅ちゃんソロ】

うっふぅ〜!!スモークが似合う!!って始まった瞬間からもう大興奮だった。最高だった。
「見えぬふりは」で目をこう…こうスッと隠すのと「傷はある」でこう…こうグッと胸押さえる振り付け最高すぎて泣いちゃったね。傷ついてんのはハートなんですかい?!大倶利伽羅のおやびん…!「振り下ろす!」で力強さマックスかと思ったら「一太刀!」が更に力強くて惚れ惚れ…!一生ついて行くでやんすおやびん…!あと歌声が素晴らしすぎるでやんすおやびん…!!私の耳も歓喜の産声をあげとる!!
『その背に畳まれた白き羽
背負っているのは抱えきれぬほどの…
祈りの言葉も捧げる花も持たぬ俺はただ
白き息をちらしこの身を鍛えるのみ』
歌詞も天才じゃ…!!!!これ考えた人は本当に至上の賛美を浴びてくれ永遠に…!!!
はぁー…いや凄ない?歌詞これもう盛り沢山最強すぎひん?白き羽根は鶴丸さんの事かな?って思ってるんだけど、吾兵さんの時の捧げる花もコレぶっ込んじゃってない?あらまぁ最強ですな?って一周まわって真顔になってしまう勢いです好き。なんてったって最終的には己の強さを高める方向に持っていく所が良い。色んな感情抱えながらも、今自分に出来ること=筋トレをひたすら無言でしてる感じがする。もはや筋肉の歌。この身を鍛える時にカンカンカン!って音が鳴るのもカッコ良すぎてね。いやー!カッコイイ!!最強!個人的一番カッコイイのは「白き息」って所ですめっちゃ好きフレーズ!赤ペンでぐるぐる五重丸くらい付けちゃう!なんか龍の息って感じがするから!!静かに膨大な力を感じるから!ホワイトブレス!白い吐息がまってるぜ!!なーんてな!


【不穏なパライソメンバー】

「知ってる?!蓑踊りって言って、蓑を着せて火をつけてもがき苦しみながら焼け死ぬ姿を楽しんだって言うじゃないか!」
「へぇ〜…見たのかい?」
「実際見たわけじゃないけど…そう聞いたよ!」
怖いよー!!真偽も確かめず噂に踊らされる愚かな民衆…的な描写が怖いよー!!鶴丸さんの台詞がマジめっちゃ怖くて…最っっ高っっです!!!
もうめっちゃテンション上がっちゃったね。民の言い分を素直に信じてしまう浦島くんの無邪気な残酷描写と、ふぅーって溜息つく鶴さんのアップ描写の対比が最高。カメラマンさんめちゃくちゃ良い仕事してる。ありがとうございます抜いてくださって。
しかし浦島くん危ういわ!こんな素直で大丈夫かしら?!お兄さん呼んでこようかしら!?ってここで若干心配しちゃったけど、後半の浦島くんはしっかり事実を受け止めて自分の足で立っていたから…浦島ぐん…!!って心のばあやが泣きました。私はパライソで一番泣いたの浦島くん関連です。つらい。
「友達ができたそうじゃないか」
「そうなんだ!」
「浦島…あまり深入りするなよ」
ハッキリ理由は言わないけどさり気なくフォローする大倶利伽羅さん優しない…?もしやすでに極めてらっしゃるので?ってくらいパライソの大倶利伽羅さん精神レベルカンストってた。惚れてまう。これ以上惚れたら固形物保てんかもしれんってくらい惚れてまう…!

そんで鶴丸さんは憎まれ役を自ら買って出てるから仕方ないんだけど、このへんの軌道修正会話が普通に残酷すぎてヘヘッて鼻の下擦っちゃったね。最高ではあるが。優しく手取り足取り教えた方法では強くなれないから、このくらいの荒波は超えていってもらおう的な教育方針なのかもしれん。笑いながら崖から蹴り落とす獅子かて。鶴さんの翻訳にあーそういう事か!って納得して「へい!」って返事する浦島くんがまた可愛くて可愛くてね…!今後の末路を思うと尚更しんどい…!浦島ぐん…!

島原の乱キリシタン幕府軍って聞いてたけどそうじゃないんだね?って複雑な状況を改めて説明してくれる日向くんMCになれるなってこんな時に私はどうでも良い事を思った。あと「虐げられた農民の意思」も付け加えるくらい、吾兵さんが大倶利伽羅さんの中でめちゃくちゃデカい存在になってんの凄い。畑仕事に力を入れるだけに留まらないわ凄い。
そんで日向くんは浦島くんと同じ感じで出陣部隊に加わったのかと思ったけど、そこまで民に寄り添わず冷静な面を持ち合わせていた感じが良かったです。いやもうちょっと出番というか内面描写あったら違ったのかもしれないけど…!仕方ない!今回なんか鶴丸さんと松井くんと浦島くんが爆弾抱えてて、そのサポートに大倶利伽羅さんと豊前さんと日向くんがいた感じするから…!二人三脚良いバランス!今回のパライソ助演男優賞は誰になるのか分からんくらい、こちらの御三方は良いフォローしまくってた!

「もう…間違いは起きてしまってるんだからな」
「単純な暴力を選んでしまった段階で間違いだろう!
ま、追い込まれた側に残された最後の手段なんだろうけどさぁ!」
キレる鶴さん怖すぎてぴえんだよ。めちゃくちゃ不機嫌じゃん…マジで島原の乱に思う所ありすぎじゃん震える。そもそも民衆に圧政を強いた領主が悪い…!追い込まれたらもう武器を取るしかないって、力の無き者は集まって戦うしかなかったって、生死かかってんだからさ…!!って私は民衆の気持ちに寄り添っちゃったけど、まぁそれでこんな惨劇になったんだぞって言われちゃうと…そうね。でも正しい道がどっちかなんて当時はわからんよね??全て知ってる鶴丸さんサイドが結果を見て「間違い」って判断するのは分かるけどさぁ!当事者はどっち行けば良いのか分かんなかったって!そりゃパライソに縋りたくなるって!光を見せられたら着いていきたくもなるって…!ってめちゃくちゃ民の気持ちになってしまった。お怒り上司に、だってでもそれは…!って言い訳する部下の気分よ。
「戦は間違いか…?」
「刀である俺たちは間違いの道具ってことか?!」
「やめておけ、考えるだけ無駄だということだ。今はな」
この流れパライソメンバーでバッチバチの対立始まるかと思ったけど、差し水ありがとう大倶利伽羅さん流石ーー!!
「たしかに!柄じゃねぇな!」ってカラッと笑う豊前さんに救われる救われた…「脳味噌がシワシワする!」って独特の言い回しにも救われる…「梅干し食べる?」って差し出す日向くんにも救われる…甘い物つってんのに酸っぱい物差し出すの意味わからなすぎて梅干し狂いじゃんって思ったけど、「話聞いてたか?」って言われても譲らず断固として梅干し推してくるの…いやマジでガチの梅干し狂いじゃん強い。
「うめっちゃー!」「もう一つ!やっぱあげない!」ってここで流れる日向くんの梅干し曲に救われたね…!このままギスギス不穏で最悪展開になるのかと思ったけど、緩和剤三人組のフォローに私は!救われました!ありがとう!


天草四郎と民】

おっかぁ死んどる!!!しかも一揆に加わらなかったからって殺されとる!!えぐ!!さっき梅干しで救われたのにまた地獄の特急列車出発するなんて早すぎひん?浦島くんも狼狽えるわこんなん。
「じゃあなんで…!」
「弟をば飢え死にさせとうなか!僕達はまだ生きていかんばならんけんさぁ…!」
…つらない?え?つらい。方言の叫びつらい。お兄ちゃんの演技がまたガチでつらい。母親はこのお兄ちゃんの目の前で、近所の親しかったおばさんポジションに殺されたんだと脳内で悲劇を追加したので、更につらい事になりました。いやなんでそんな更なる悲劇想像してるんだろう私。でもそれくらいあった気がする。追い詰められた田舎じゃ似たようなエグい案件が余裕であったよきっと。怖いね。お兄ちゃんこの時点で貞操も既にアレかもしれん。うわ更につらくなってきた。お兄ちゃんにとっての光は「パライソ」なんかじゃなくて守るべき弟だけだったんでしょ…?つら。

秀吉公のお孫さんを装ってる日向くんに対して「そぎゃん猿でもなか!」って言うたやつ誰?!!美少年やろが!!そぎゃんもこぎゃんも猿要素皆無の美少年やろが!!!って謎の過激派になりかけた。でも猿扱いにちょっと傷ついてる日向くん可愛かったからオッケーです!
あとここで、キリシタンのじーさん!熱演のじーさんじゃないか!ってまたプルプル震えてるじーさん登場しててテンション上がりました。割と戦場に参加してるキリシタンのじーさん。途中この民衆の中からキリシタンのじーさんを探せ!みたいなミニゲームと化してた。すぐ見つかるんだけどね。熱演だから。

「パーラーイーソー!」
一揆に加わらないで自分達を馬鹿にする村人を刺した後、血塗れの槍掲げながら言うこれマジ怖くてヒュー!ってゾクゾクしちゃった。「パライソー!」がもう免罪符になっちゃってんの怖いね。一揆に加わらないから、異教徒だからって殺していく民すごいよ。完全にもう取り戻しのつかない所まで行っちゃった感じあってすごい。
「なんでこんな…そんなの理由になるのか?!」って悪い噂には共感して酷い話だよって怒った浦島くんが、ここでは否定的な台詞を言ったのがまた良いね。人殺しはおかしいってセーブかかる浦島くんと、もうブレーキぶっ壊れちゃった民衆の差がここで出たんだなって感じ。大体の人間が浦島くんなんだろうけど、島原の民はもう手遅れな所まで行っちゃったんだなぁって…あらやだ悲しいわ。酷い話だわ。


鶴丸さんのソロ】

「さぁ聞かせてみろお前達の歌を
あ、絶景かな〜!ってな!」
『この城は大劇場
はじめようか大演奏
轟かせよう37,000の鼓動
歴史に残るライブをしようぜ
幕府の奴らも黙らすような
神でさえも聴き入るような
命を賭けたライブだ
この城は俺たちの城
キリシタンのパライソだ
轟かせよう37,000の息吹
轟かせようここに生きている証』
この歌が好きすぎる…!マイネームイズ四郎と並んで鶴丸さんノリノリなのが最高。歌詞がなんかもうしんどくて最高。…譜面指揮者って歌詞はどこに挟んであったっけ?ってメモ的にわからなくなったんであやふやだけど、指揮者してる鶴丸さんめっちゃ良かった。
そんで天草四郎してる鶴丸さんは完全に宗教だなって。白い衣装で御幣持ってる鶴さんマジ信仰対象。こうやって指揮して37000人を皆殺しの道に連れて行くんだなぁと思うとしんどすぎて笑っちゃうね。フフッ最高。
あと旗振ってる伽羅ちゃんこれまたサポートがすごいですね!全てわかった上で黙々と役目をこなしてる感あって好き。旗振るといえば松井くんのイメージが壽でついてたんだけど、まぁ今回の松井くんはこんな所で元気よく旗振れんわな!って感じだったので、そりゃ伽羅ちゃんが適任者!って思いました。鶴さんがこれから37,000人を地獄にご招待する観光ツアーのバスガイドさんだとしたら、乗るバスはこっちですよって旗振りで伽羅ちゃんが教えてくれてるみたいなものよね。…いや全然違うか。一気にほのぼのしちゃったわ全然違うわ。例えが難しすぎる。


【刀剣男士やめるのかい?の話】

「相手は人間だよ?!」って浦島くんがずっと一般的な観客サイドの代弁者してくれて助かる…!でも歴史を守る為ならなんだってやる例えそれが人殺しでもな!っていうの、それが刀剣男士として正しいあり方なんだなぁ〜って納得する所もあり…いや刀剣男士ってなに??!って頭捻るところでもあります。わからなくなってきた。私そもそも最初は刀剣男士は時間遡行軍としか戦わないと思ってたから。そんでまぁ歴史守る為なら人間も対象に入るのか〜って納得したんだけど…何故それをここまで躊躇うんだろうな?的な疑問がまだあったりするんよね。いや人間に寄り添ってくれる優しい神様達だからなんだろうけどもさ!
ていうか刀の付喪神で、今までバッサバサ人斬ってきたのに、この人殺しに躊躇するのがよく分からなくなってきて。恐らく戦場で使われていない浦島くんが人殺しに躊躇う流れはわかるんだけど…松井くんとか、え?!人間を斬るのそんな辛くしんどい事なんか…?!それ刀の時は大丈夫やったん…?って心配しちゃった。刀の時と刀剣男士の時では意識の差あるの?
そもそもこれ刀剣男士になって、ヒトの器を持ったから躊躇う心が生まれたって感じなのかな?私はここら辺が未だによくわかってないので、まぁ気にせず任務遂行しようぜ!刀の本分見せつけてやりましょうや!って気持ちになったりもする。戦楽しいー!ってバーサーカーだらけになるのも怖いけど、戦なんてなければ…人を殺したくない…!って言い出す″刀”とはなんだ??!とも思ってしまうのです。いやよくわからなくなってきたな…?!私刀剣男士のこと全然理解してないから…!めちゃくちゃ的外れなこと言ってる気がしてきた!

「それが嫌なら!!…刀剣男士、やめるかい?」
いきなり大声出された後に、こんな全く目が笑ってない状態で死刑宣告されるなんて…そんな…こんな…最っっっ高…!!!って鶴丸さんのこの台詞に、私は心臓撃ち抜かれました。いやー良い顔してた。言い方も表情も最高パーフェクト。
でも松井くんサイドでみると、顕現したばかりでコレきつない?!めでたや〜って誕生した松井くんに、先頭でめでたやしてた鶴丸さんがやめるか?って聞くのパワハラ上司みがある。俺の部署こいよ!って新人の時に声をかけてもらって、ホイホイ着いて行ったら行き先を聞かされないまま出張先に連れて行かれ、トラウマに悩み苦しんでる時に肩ポンで「嫌なら辞めてもらって良いんだぜ?」って感じがした…!酷い…!松井くんはもうここで鶴丸さんの頬叩いても良かった気がします。鶴さん憎まれ役とは言うてましたけども。スパルタすぎるわ。

あと鶴丸さん、板倉内膳の戦いで天草四郎ー⭐︎」って登場するの好き。その言い方大好き。語尾に星がつく勢いじゃん。「敵の総大将板倉内膳!討ち取ったりー!」からの「四郎さま!四郎さま!」って民が鶴さんの後を追うのも怖くて好き。何かもう本当に信仰対象って感じがして震えるね。さっさと敵将の首獲ったら踵を返すのも、淡々と自分の役割こなしてる感あって好き。カッコイイ。


【海は広いな大きいな】

浦島くんの海は広いな大きいな!めちゃくちゃ聞き覚えのある曲!!めちゃくちゃ聞き覚えのある曲だ!!って進研ゼミリターンズ。海だからパライソで歌った曲なのかな〜とは思ってましたけど、まさかこの場面でこういう感じの歌だったとは…ってしんどみが増しました。
『こっちの手には兄ちゃん!こっちの手にも兄ちゃん!これでどうだ!…なんて』
兄ちゃんがいない…!!今ここには兄ちゃんがいない…!!って泣いた。これパライソの内容知ってて壽観た人はアレ大号泣ものの演出だったんだなって、ここでハッキリ理解しました。パライソの時はいなかった蜂須賀さんと長曽祢さんが来て、兄弟三人で一緒に歌ってくれるなんて…泣ぐ!!!!良がっだね…!!って泣く。元から泣いてたけど更に涙腺刺激効果UPした気がします。
はぁー…そんな浦島くんにこのパライソ兄弟ぶち込んできたの本当にエグいなって。「海が真っ赤だ…」ってもうどう考えてもネガティヴ思考お先真っ暗な少年に「お前のほっぺも真っ赤っか!おいで!」って返す浦島くんが本当に本当に光属性すぎて泣ける…!「カァカァ鳴くのは!」って兄ちゃんがくるのもすごく泣ける。いつも弟の事を守って周囲には睨みつける感じだったけど、弟に対してはこんな笑顔で遊んでくれるんだなぁって思うともうね。ティッシュどっでぐだざい…!!
「兄ちゃん達って、いっつもこんな気持ちだったのかな?」「よし!帰るぞー!向こうまで競争だー!」の浦島くんの笑顔がもう今後を思うとしんどくて…誰だこんな脚本にしたの…!!伊藤さんだよ!!ありがとうございますとても気持ち良いしんどさです!!感謝!


【夜の月と海】

「石切丸は一人で背負いすぎて崩れかけた」
「心根の優しい男だからな」
って真顔で言う鶴さんも!心根の!優しい優しい男だよ!!ハイハイハイハイ!知らんけど!!って謎の合いの手を入れそうになりました。いやなんか真顔がつらくて…なんか…テンションだけでも上げよかなって…つら。ていうか大倶利伽羅さんは今回めちゃくちゃ石切丸さんの話するのね。仲良しこよしのみほとせ素敵やん。愛。
「いい月にいい海…はっはっは!合わねぇな〜戦とは!」
「そうだ伽羅坊知ってるか?月には海があるそうだぜ」
タイトル回収だ〜!!ってこの辺キャッキャしちゃった。ていうか本当に「静かの海」っていうのがあるんですね。私知らなかったんで、へぇ〜へぇ〜って素直に聞いてましたここ。月には海もウサギもいるんだなぁ…いやウサギの顔の部分が海ならどっちか?まぁどっちでも良いけど!素敵なお話ね!

そして鶴丸さんと伽羅ちゃんの静かの海のデュエット、記憶飛んでメモが残ってません!なんか良かった…それだけは確か。
「いつか行ってみたいな!」「ふん…そうだな」って死亡フラグじゃん…!なんかもうこの夜の海の雰囲気とか月とか色々な要因から、これがフラグにしか感じなくてやめて…!どっちかが居なくなった後に一人が約束を果たしに行くやつじゃん…!って怯えたので、お二人には末永く存在して欲しいなと思いました。生きて。
「何故憎まれ役を演じる」
「さーて?…かなわねぇなぁ伽羅坊には。…自分自身を憎めるくらいじゃ、やってらんねぇーだろ、こんな戦」
かなわねぇなぁ!!ってモロバレなんだなぁ!!みつを!!なんかすごいなこの以心伝心っぷり。思わず天を仰ぎました。いやーすごい。すごいわ。大倶利伽羅さんがいてくれて良かった瞬間が今回多々ありましたが、ここが一番な気がしてきた…いや最後もいてくれて良かった…!ってマジで思うから決められない!全部良い!!

とにかくやってらんねぇーこんな戦の合間に、大倶利伽羅さんが側にいることで、鶴丸さんも息ができて良かったなって思いました。ふたりは伊達組マックスハート

 

松井くんのソロはもう、全部雰囲気ラスボスなんよ…!赤い月がここまで似合うのもすごい。そしてまた歌が完全にラスボス登場BGMのそれなん強い。
しかしここで豊前さんが加入すると!ハイ!一気にみんなの歌になりました!!って感じがします。月のワルツ枠かな。お洒落すぎる好き。
そんで鶴丸さんから、ここから二人は別行動で幕府側よろしく!って任務に対し、私はもうドキドキしちゃってね。こんなん荒れる予感しかしなかったもんだから。
「鶴さんよぉ!あいつが島原の乱に参加してた刀だってこと、知ってんだろ!あいつがなんで血に拘るかも知ってる筈だ!」
いやー波乱じゃん…!もう絶対拗れるじゃん…!って思ってたらば。
「鬼だろ?」
「いや、むしろその…あんがとな」
…あんがとな?!ANGATONA?!!
「向き合わなくちゃいけねぇことって、あると思うんだ。松にとってはこの戦がそれだ!
それに今回は俺がそばに居てやれる。
刀の時とは違って朝の光だけじゃない。
同じ赤に染まってやるよ」
う、うわあああああああ!!!って豊前江という名の圧倒的光に焼かれるヴァンパイアになってしまいました。絶対拗れると思ったのに御礼から始まってのコレ。すげぇよ豊前さん輝いて見える。…でも朝の光って何??私のメモには朝の光って書いてあったけど聞き間違いかな??なんだ朝の光って…!謎。
「全部あんたの采配だ。大したリーダーだよ、あんたは!」
「おまえもな」
もう本当に大したリーダーすぎて…りぃだぁ…惚れる。いやとっくのとうに惚れてっけど。惚れた。
「松井を頼む」って鶴丸さんが言うのも良いね。「疾いなー、あいつ」って最後に笑うの完全に劇場版のワンシーンだった。感動作の余韻がある。最高。

 

【なんかどっかの戦闘シーン】

なんかあの…幕府軍に囲まれ降伏するかのように刀を一度鞘に収めた伽羅ちゃんと、それを見てヘヘッて笑う敵さんがその刀奪おうとして…グッと力込めて刀を手放さずそこから無双する伽羅ちゃんがおった気がするんだけど…幻覚だった??!!!こんな、あまりにも私に都合の良いシーンがあったので、今とても幻覚を疑っている。いやでも…現実であったよね…?絶対見た気がするんだけど、妄想だよって言われても否定できないくらい念願の妄想シーンだったから…アレは…夢…?夢だった…?!真偽を確かめるために今一度ディレイ配信が観たい…!!夢を現実にしたい…!!
あとこの辺の戦でまたキリシタンのじーさんが再登場して、じーさん!キリシタンのじーさん!ってにわかに湧いたんだけど、豊前さんにやられた気がします。とても羨ましいと思いました。


【全世界が惚れた豊前江】

「良いよ言わなくて。誰にでも言えないことの一つや二つ、あるもんなんだろ?無理して言わなくても良いよ」「まぁでも、一人で抱えきれないくらい重たいんだったら、いつでも言ってくれ」

「ほら、俺両手あいてっからさ!」

ホラオレリョウテアイテッカラサ!!!!これが後の世に稀代のプレイボーイと記される、豊前江の伝説のはじまりだったーーっていうOPがね。始まってしまいましたわね。いやーーー…もうね。すっっっっっごい。私はビックリしました。なんだ??今のは…っていつの間にか心臓をくり抜かれた事にすら気付かない、そんな攻撃だったよ。ホラオレリョウテアイテッカラサ?ホラオレリョウテアイテッカラサ?!!あまりのカッコよさに脳の処理が追いつかなかった。あの顔面で、その両腕を広げて、ほら俺両手あいてっからさ?!!!!だーッ!!!!!あかん!あかんよ!!!今でもこのシーン思い出そうとすると脳が死ぬので!!これ以上詳細には思い出せません!!生命の危機を感じる!!エマージェンシーエマージェンシー!!!
こんなん真正面から浴びちゃったら、そんなんもう…そんなんもう駄目じゃんね??って私は松井くんを心配してしまいました。でも松井くん普通に豊前…!」って感動してたので、アレの耐性がついとる…!強い!江強い…!って尊敬しちゃった。人間だったらア゛…って言ってその場で消える破壊力だったよ。マジですごかった。隣で見てた兄も「これは人気あるわ」って謎の納得してた。それはそう。本当にそう。


【島原兄弟の石でドーン】

子供が投石して敵倒して喜ぶ姿こわいな?!!!残酷描写だよ!油断してたらコレだよ!!って震えたんだけど、まぁこの時代こんな感じだったんだなって。当たった当たったー!ってね。無邪気な怖さよね。そんで当てた2本刀持ってるおかしなおっちゃん、「それは60戦無敗と恐れられた、割と有名なおかしなおっちゃんだ!」って最初に聞いた時は…誰???って思ったんだけど、島原の乱をウィキったら宮本武蔵さんがいたので…本当だ割と有名なおかしなおっちゃんだー!!ってちょっとテンション上がりました。

 

【浦島くんと鶴丸さん】

「あの子達に戦をさせるのはどうなんだろう?」
「そう言われてもなぁ…」
「わしも反対だ!「お前の意見は聞いてない!」
島原の乱は女性や子供も参加した戦だからな、気持ちはわからないでもないが…」
エモ作さんへの当たりがマジで強すぎて、浦島くんへの口調との差、えぐっ!!!て笑っちゃった。いやエモ作さんからしたら笑いごとではないよね塩対応の鶴丸さん本当に怖い。私がエモ作さんならこの時点で泣いて逃げるよ。この後はもう耐えられないよ。
「撫で斬り?」「皆殺し!」
「あはは皆殺しって…そんな…」
この最初よく分かってない浦島くんが、今後の展開に気づいて青褪める感じ最高だったね…!無邪気な質問からの絶望感たまらんなって変な扉ひらきそうになった危ない。
「なーに言ってやがる。だったら何でこんな戦を始めたんだ?滅ぼされた憎しみか?」
「わたしは…!」
「理由なんてどうだって良い!お前は戦を選んじまったんだ。お前が背負いな!牢にぶち込んでおけ!」

Q:なんでこんな戦始めたんだ?
A:わしはーー「理由なんてどうだって良い!!」
\\\理不尽!!!!///

鶴丸さんから聞いといてそりゃないよ!!ブチギレはひどいよ鶴丸さん!マジの八つ当たりだよ!って傷つくエモ作さんの背中撫でたくなりました。
なんかこう…ブチギレ鶴さんとても最高ありがとうございます!!の気持ちと、いやそんなキレんとったげて?!の気持ちがガチンコバトル始めるわ。大体ありがとうございますの気持ちが優ってしまうんだけどね。塩対応な鶴丸さん最高っていう己の欲望が正直すぎて…いつも笑顔の元気キャラからの塩対応でしか摂取できない栄養素がこちら多分に含まれていますって感じ。ありがたい話やよ。
しかし「待ってくれわしは、わしは…!!」って弁明さえも許されないエモ作さんは可哀想…!一体エモ作さんが何したってんだ…!ただちょっと幕府軍と内通してただけで!…いやそう潔白ではない…でもここまで塩対応される程は悪かない気がする…!エモ作さん頑張って!!

「浦島!ごめんな…駄目なんだよ、それは。
これが戦なんだ…これが、歴史なんだ…!」
兄弟を守りに行くかのように走り出す浦島くんと、それを止める鶴丸さんがとってもしんどい。さっきまでエモ作さんには完全に冷徹だったのに、浦島くんを呼び止める時の声には必死さと優しさを感じてしまってこう…私の感情が…ぐちゃぐちゃに…!!
「悔しいなー!なんでこんな綺麗な海を前にして、
戦なんてするんだろう!…海水よりも、しょっぱいや」
笑いながらこう言った浦島くんが、最後泣きながら走り出したのを見て私の涙腺は決壊しました。「なんでこんな綺麗な海を前にして戦なんてするんだろう」これがもうね、胸に刺さりすぎて。「合わねぇなぁ戦とは」って夜の海を見て言った鶴丸さんとの台詞と合わさってこう…しんどみが増す。あと悔しいって言う台詞の前に両手を見た浦島くんはさ、多分あの兄弟と繋いだ両手を思い出してるわけでしょ…?え??しんどい…しんどいが?!しんどいんですが?!!って海に向かって叫びたい。しんどいよー!!!


【知恵伊豆さんと鶴丸さん】

「まだ何かあるのか?」からのチリーンで後ろの扉から鶴さん現れるのマジ怖い。「驚いたか?」ってそりゃ驚くよ。心臓止まる怖さだったわホラー耐性ないんだこちとら。
天草四郎は存在しないと思ってた…」
「こちらこそ驚きだ!流石は知恵伊豆!鋭いな!」
はい!エモ作さんとの!対応の差がすごいです!!!!もう明らかに第一声からして違うんよ。知恵伊豆さんには最初から褒めスタートなんよ。エモ作さんなんて頭を鷲掴みスタートよ?鶴丸さん好き嫌いの差が激しすぎてドキドキする。嫌われるの怖いわこれ。
「何故撫で斬りなんだ?見せしめかい?」
「後悔だ。二度とこのような戦が起きぬよう。不満もあろう、怒りもあろう。だが、正していくは政だ!戦には戦で立ち向かうしかない!何故それがわからん!どのような理由があろうと、戦をしてはならんのだ…!」
「ああ、そうだな…!」
理由が見せしめだったら、知恵伊豆さんにも塩対応になったんかな…って。いやならんかな。鶴丸さんなんか知恵伊豆さんに対しては最初から好感度高めに設定されたしな。鶴丸さんの問答は選択肢を一歩間違えると今後の扱いに差が出そうでヒヤヒヤしてしまう。
「そうか、あんたも全部わかった上で演じているんだな。知恵伊豆!この時代にあんたがいて良かった!」
…めちゃくちゃお気に入りになってんじゃん…!って知恵伊豆さんと共有して満足顔で去っていく鶴丸さんに、私はちょっと震えました。好き嫌いがハッキリしてる様は、はたから見ると恐ろしいね。


【囚われ中のエモ作さん】

おっとばい!おっとばいってなんや!ってまたエモ作さんの、なんかよく分からないけど方言の良い歌きました。牢でも口ずさむくらい好きなんだねこの歌。『夢の中なら会えるやろ、おろろんおろろんばーい』ってコレ家族の事を言ってるのかなって思うと…エモ作さん…!って私の同情ゲージがMAXになった。
『はよ泣き止んでねんねしな おろろんおろろんばーい』
ってその口ずさんでいた歌を、後ろから登場した鶴さんに奪われる怖さよ。もうココ完全にホラー。私はホラーが苦手なのでヒェッとなりました。白い衣装が闇から現れるのマジ怖い。ひぃ。
「私を殺すのか?」
「まさか!」
「何を考えている?」
「アイツだったら、こんな時どうするのかなーと思ってなぁ」
アイツ。あいつってぇーと…アイツなのか?!!その背景からめちゃくちゃ存在感醸し出してる、ピッカピカに光ってるクロワッサン型のアイツなのか?!ってドキドキしちゃったね。
「すまなかったな!いやなんか、色々、きつくあたっちまったのかなーって!」
あれ…もしかしてこの感じ…エモ作さんと鶴丸さんが和解…?って若干トゥンクした。トゥンクしたんよ私は。
「でもやっぱり好きじゃねぇなぁ、お前のやり方!」
駄目だった!!!むしろ正面切って堂々と好きじゃない宣言きちゃったわコレ!!!エモ作さん?!エモ作さん耐えられる?!私はこんなん鶴丸さんから言われたら耐えられませんがね!!

「一人でやるべきなんだ、何事もな。ハハそういう意味じゃ、似たものどうしか!ハハ!」
「誰と話をしているんだ?私となのか?自分自身となのか?それとも他の誰かとなのか?」
「どうなんだろな?お前ならどうする?悲しい役割を背負わされたものとして、こいつに手を差し伸べるのか?」
エモ作さんと会話すらしてくれんぞこの鶴丸さん…!!って震えた。もう最後の台詞なんて完全にカメラさんが背景の三日月写してたもの。喋っている筈のエモ作さんが端に追いやられてたもの。
「なぁ、聞いて欲しいこ…」
「どうでもいい!」
「え?」
私もリアルにここ「え…?」って思った。鶴丸さんの突き放し方が尋常じゃないよ…!エモ作さんが何したってんだ…!!いや一人でやらずにみんなを巻き込んで戦を始めて幕府と内通はしてましたけども…!エモ作さんが何したってんだ…!エモ作さんだって一生懸命だったんだ…!って私はエモ作さんの何を知ってんだって感じだけど、めちゃくちゃ応援上映したくなったわココ。

「自分が何故こんな戦を始めようとしたのか、そんなことを吐露しようとしている。そんなものはどうでも良い。真実なんてものはいくらでも捻じ曲げられる、大事なのは事実だけだ」
…もしかしてエモ作さんのwikiに載ってるのは捻じ曲げられた真実なのか?!ってハッとしちゃったわ。でも何故こんな戦を始めようとしたのかって、その理由がどうでも良くはなくない??なんで撫で斬りなんだ?って知恵伊豆には聞いてたじゃん??戦=全部悪で、戦を止める為の戦は仕方ないよね戦を始める奴が全部悪い論?!!鶴丸さんそもそも刀なのに?!戦の道具でもある刀が、戦を始める理由はどうでも良く?!戦を止める方法はちょっと気になるって?!…どういう事だ…?!!!って大混乱した。

「3万7000人が皆殺しにされる。お前一人をのぞいてな」
語尾にハートが見えたよ…優しい良い方こわい…!鶴丸さんマジ怖い…!ひぃ…!最高。
「そんな…」
「それが事実だ!背負いながら生きていくしかないんだ。お前も俺も、あいつも」
またアイツだよすげぇなおい。しかしこれ…鶴丸さんと三日月さんは神様ですが、人間であるエモ作さん一人に背負わせる業はデカすぎる気がしてきて…え?可哀想すぎん??
「だからお前は、お前のできることをしろ。エモ作♡」
こんな怖い別れのセリフがあるのかよ…!!語尾にハートマークが見えたよ…!って震えたけど、そんな鶴丸さんがめちゃくちゃカッコよかったです!!もう駄目。またエモ作さん可哀想な気持ちが負けてしまった。鶴丸さん最高ウヒョー!が勝ってしまった。強い。だってもう言い方も表情も何からなにまでめちゃくちゃカッコいい…!ずるい…!!!

「長生きしろよな!」
「待て、待ってくれ…四郎…!四郎…!!!」
いや残酷すぎるって…ってまたスンとなってしまったねココ。お前以外の37,000人は皆殺しにあうから、唯一生存者として長生きしろよって呪詛に近いよこれ。あとこんな死神みたいな鶴丸さんを四郎…!って呼ぶエモ作さんがつらい。本当の四郎さんは死んでるのに。いや歴史における本当の天草四郎ってそもそも誰??って感じなんだけども。今回で5人いたしな天草四郎…エモ作さんにとっての天草四郎は最初の天草四郎くんじゃなくて、天草四郎という存在そのものなのか??よくわからん…!とりあえず四郎呼びで懇願はしんどい!それだけは確か!

 

【撫で斬りシーン】

『生きるその意味 死に行くその意味 教えてください』
こんなキッツい歌詞を子供に歌わさんといて…!!って一番ダメージ負ったかもしれないですこちらの劇中歌。めっちゃ好きだけど。少年特有のボーイソプラノによるハモりが綺麗で、えげつなさも格段にアップしてますねって感じ。教えてくださいって敬語歌詞がしんどすぎる…なんで僕達は死ななきゃいけなかったんですか?ってそりゃ大人が悪いんよ大人が…全部全部大人のせい…大人め…!!
綺麗な赤い花びら〜…コレ血飛沫か!ってメンタル急降下するのもジェットコースターで楽しかったです。最高の演出ですね。なんか綺麗でよりしんどい。いやしんどいっていうか何だろうなコレ…
「むごい」
それ。それやでオッチャン。鬼太郎2Pカラーみたいなオッチャンほんまそれ。私の心の声読んだのかと思った。
「戦とは酷いものだ…あってはならぬ」
だから流そう二度と同じ血が流れないように、ってまさに血で血を洗うヤツっすね。でもこの、戦は戦でしか終わらせられない!本当はやりたくないけどやるしかない!ってさも正義は幕府側にあるかのように度々言うけど…本当にそうか…?そもそも民衆の不満が爆発した根本的な原因を作ったのはそちらさん側では??って考えちゃう脚本がうまい〜!!
この一揆側にも幕府側にも「ん??」って疑問に思うような部分を随所に描いてくれるから、こっちが正義であっちが悪!!みたいにならなくて良いですね。ちょっと一揆側が狂い始めてて、幕府側は冷静ですって優位描写はある気がするけど、それも勝てば官軍的な意味合いを込めているんだとしたら上手いなって。パライソすごい!面白い!

「お主も忘れるなよこの赤い血を…!」
ここでアッこの鬼太郎2Pカラーさん=松井くんの主か…!ってめちゃくちゃ遅れて気づいたんだけど、ここ松井くんが自分の手の平で刀の血を拭うもんだから…切れそうでこわい!!ってゾワッとしました。ごめんね刀の松井くんと刀剣男士の松井くんが重なる感動的なシーンで変な心配をしてしまって…なんかあの、アルミホイル奥歯で噛んだり、黒板爪で引っ掻くタイプのゾワッがきたもんで。いや刀剣男士だから全然大丈夫なんだろうけど…松井くんお手手大丈夫?血が出たらそれはそれでオッケー?なら良いんだけど。


兵糧攻め

空きっ腹に梅干し!?日向くん梅干しに取り憑かれてない?!って一瞬驚いたんだけど…梅干ししかもう残ってないのか…って…涙が出ました。しょっぱいよ…全然腹が膨れないよ…!
「あんちゃんは?」「あんちゃんは腹へっとらんけん!」
子供の空腹描写はしんどさが増すんでご勘弁や…!勘弁してくれ…!その梅干しで白米食べとくれ…!!って苦しさで心がシワシワです。ここもう完全に火垂るの墓を観た後のグッタリ感だった。兵糧攻めは嫌…マジで嫌。キングダム読んだ時も戦国無双5やった時も思った…兵糧攻めは嫌…!!!もう兵糧攻めっていう全く新しいBL概念が流行ってくれないと、私のこの兵糧攻めに対する苦手意識は消えないと思う。兵糧攻め地雷です。ワンコ攻めか執着攻めでお願いします。あとここ、wiki一揆側の胃の中はワカメだらけだったって書いてあって余計と無理…!ってなった。つらすぎ。

 

【浦島くんは海へ魚釣り】

「見せたくないだろ、浦島には」
「…そうだな」
浦島くんと日向くんが海に食糧取りに行った後の、こちらの会話のシーン。大倶利伽羅さんと鶴丸さんの優しさを感じつつも…じゃあ何故連れてきた?じゃあなんで連れてきた?!って思ってしまいました私はね!
なんか松井くんには後半「目を閉じるな!」って現実直視させているのに、浦島くんは見て欲しくないって…え?!なんの違い?!見せたくない対象には日向くんも含まれるの?兄弟と親しくなった浦島くんのみに発動した優しさなの?ていうかその判断は鶴丸さんが決める事なのか?!って混乱した。
残酷な現実も、刀剣男士ということはこういう事です!って江雪さんバリに教えたい鶴さんの教育方針なのかな?と思っていたのに、浦島くんには見せたくないなんて…先生!エコ贔屓はよくないと思います!って挙手したくなったというか。先生!それなら転校してきたばかりの松井くんにも!優しくしてあげてください!!
いや当初は浦島くんにも現実直視させるつもりだったけど、流石に躊躇ってしまった鶴さんの良心描写なのかな?松井くんのは、向き合わせてやりたいっていう豊前さんの意も汲んだ上で厳しめなのか??って色々考えたけど…個人的にはそこ平等でよくない?!ってね、思ってしまったわけですね。まぁそんな引っかかる事でもないんだろうけど…なんだろうこの…浦島くんだってしっかり受け止めれますよ!?って気持ちが湧いたっていうか…そんな過保護にせんでも強い子です!みたいな。謎の親目線がでた。私はどこぞの誰やねん。


赤ずきんちゃんと浦島太郎】

日向くんと浦島くんの2人が並ぶと一気に絵本の世界になるんだなって。めっっっっちゃくちゃ可愛かった!日向くんフード被るの最高すぎてビビる。

『もしもお腹が空いたら海に来ればいい
魚や貝や海藻が君のお腹を満たすだろう
もしも泣きたくなったら海にくればいい
しょっぱい海にその涙跡形もなく消えるだろう』
お歌も最高…!私はこの2人のデュエットソング全部元気出るから好きっていうのもあるんですけど、この歌は特に童謡っていうか、見た目と相まって完全絵本の世界になってるのがドストライクでした。歌詞も素晴らしいね…この母親の読み聞かせ感…母なる海に抱かれた感じ…バブ。

しかし私はこの完全なる童謡を聴きながら思ったんですわ…エヴァの演出くるわコレって。翼をください流れながら残虐シーン見せられるアレが始まってしまうわ…!この可愛い絵本の世界で、童謡歌ってる2人の下では赤い血が流れるんでしょ…!殺戮祭なんでしょ…!って崖下のステージにめちゃくちゃ怯えてた。
そしたら普通に歌が終わって、本丸が攻められてる〜って場面切り替わったので…なんだ…って若干拍子抜けしちゃった勝手に期待して拍子抜けるの失礼ですね!
でもこの後の撫で斬りシーンは、しっかりちゃんと残酷だったのでテンション上がりました!祈ってる先からやられていくの好き…うわー…ってなる。うわー…えげつないね。うーわー。


【残酷なパライソのシーン】

「いくぞ、俺たちの役目は終わった」って大倶利伽羅さんたら判断がお早いです。好き。
あとここの松井くんの戦闘シーンめちゃくちゃカッコよくて最高でした!!裏拳がたまらん。足で敵の刀を抑えるのも好き。こんな幼少期はギムナジウム通ってましたって感じの気品ある美人さんが、戦闘で若干ガラの悪さでると興奮してしまう。「そぉお!!」って低いドス声が勢いよく出たの、涙でるかと思うくらい最高だった。優雅さとのギャップ素晴らしいよ本当…あと上着の落ちなさもすごいよ本当…。
そんで松井くんが戦ってて思ったのは、足の水色ワンポイントがめちゃくちゃ良いなって。今まで私はそんな意識してなかったんですが…ブーツのアレ最高グッドデザイン賞すぎる。戦闘シーン映えがすごすぎる。踏まれてぇー!!って気持ちになった。松井くんのブーツの水色を視界に入れて死ねるのもまた素敵な人生かもしれん…そんなヤバい扉開けそうになるくらい良かった…松井くんの水色ワンポイント素敵…!!
あと「パライソー!パライソー!」って叫びながらやってくるキリシタンを斬るのつらいね。松井くん頑張ってた。こんな初っ端から難易度高すぎる任務やで本当。

「あんちゃんになんばすっとか!あんちゃんになんばすっとか!」
「お前は下がっとけ…!」
…やめてよ!!!そういうの!!!って私はずっとコレが見たかった理想の展開がきたのに、実際にくると…やめてよ…!!って心臓押さえながら叫びたくなりました。やめてよ…!こんな…こんな…最高!!って感じなんですけど。なんかもう途中から自分がしんどいモノを好む妖怪になった気分です。はぁーしんど…楽しい。もうまさに求めていたモノがズドンとセンターミットありがとうございますの感動。弟くんのこの、方言かつ子供特有の拙い感じが素晴らしかった。お兄ちゃんの必死さも花丸満点。兄弟殺された時に上からのアングルになるのもカメラマンさんグッジョブだった良い仕事しよる。
「駄目だ、駄目だよ…!」って言う浦島くんはしんどすぎて、喜んでてごめんってちょっと反省したけど。「僕は、僕は…!!」って悩む松井くんにはその葛藤たまりませんわ…って妙な昂りを感じた。
で。例の「目を閉じるな!!」ですが…やっぱり鶴さんなんで松井くんにだけそんなスパルタ?!って考える人になってしまいました。いやそりゃこんな状況下で「任務は成功だ」とか言われたら右ストレートも出る。儚げ美人さんからめちゃくちゃ強腕な右ストレートだって炸裂してしまう。あそこちょっと面白かったね。あまりのオラァ!感に、場違いだけどフフッて笑っちゃった松井くん強い。好感度爆上がりです。
「これが歴史だ!これが俺たちの任務なんだ、俺たちは流れた血から学ぶしかないんだ!」
って鶴さんも切ないしんどい最高です。こんな任務の隊長お勤めご苦労様でした本当に。うわーって泣く浦島くんと松井くんを見て、なんか…ごめんな…いつもウェーイ任務いってら〜!くらいの気軽さで送り出してて…って審神者ちょっと反省した。こんなん続いたら刀剣男士のメンタル心配になるから、本丸にカウンセラーさん常任させた方がよくない…?って心配までした。まぁ皆おのおの落とし所つけて、しっかり自分で立ち上がる強さがあるから大丈夫でしょうけども。

「えらいね、最後まで弟を守ったんだ…えらいね」
この日向くんの言い方に泣いてまう。そうお兄ちゃん頑張ったんだよ…って思うと私の涙腺は死にかけるシリカゲル。なんで今唐突に親父ギャグ挟んだのかと言うと、思い出すと辛すぎるからです。秋はメンタルやられやすくなるから、悲しい気持ちになった時は笑いをソッと添えると良いって誰かが言ってた。気がする。なのでシリカゲルという名の乾燥剤で涙を速乾しようかなって試みよ。はぁー…意味がわからんね。私もわからんよ。シリカゲルどっから来た。


【三日月さんと鶴丸さん】

「三日月様から言伝が。あまり無理をするな、と」
「しゃらくせぇって伝えてくんな!」
それだよ!!!!!
いきなり叫んじゃったけどソレ!!それだよ!!!!って鶴さんと固い握手を交わして腕ぶんぶん振りたくなりましたSOREDAYO!!私がずっとミュの三日月さんに感じてたモヤモヤが、鶴さんの海に向かって叫んだ台詞によって晴らされた気分ですスッキリした!!
この三日月さんが暗躍してる、″悲しい役割を背負わされてる歴史上の人物“を物部という役割に逃がして生かす展開に、私はずっとモヤモヤしててね。この人は生かしてこの人は史実通りにお亡くなりって…三日月さんの采配で決めんのか?!悲しい役割の判断はどこでしてんの?!そこに平等はあるんか?!!ってブリッジ決めてたので、「助けてやれよ!!救ってやれよ!!37000人!!!」って鶴さんの叫びにそれだよ!!!!ってスタオベきめました。ほんま!!それ!!
なんか私はどうしても、中途半端に手を出すくらいなら全滅を望んでしまうんですよ。漫画とかでもそう。劇的に生き返ったりするキャラもいれば、普通にそのまま死んだままのキャラがいると、いくら最終着地点がハッピーエンドで描かれても…まぁ○○は死んだんですけどね…ってちょっと思ってしまうというか何というか。あの人は生きて、この人は死ぬ…この違いはなんだったんだろうな…って遠い目になってしまうのです。いや別に「誰も死ぬな!」ってわけじゃないんですよ。全員生存してるとそれはそれで無理がないか??って思う面倒くさいタイプなので。死ぬのは別に構わないんだけど…ただ作中で奇跡的復活を遂げたキャラがいると…え??!そんな無茶が通るなら何でこっちはその無茶通してやらんかったん?!!って思ってしまうっていうか…何だろうなこの…不思議な力が働いた生存ルートに納得がいかんのよ…!!!死は等しく平等であるべきっていうかさ?アレなんかこれ宗教じみてきたな?!パーラーイーソー!!

まぁだから私はずっと、この三日月さんが一人で遥か高みから物部を選んでいるかのような描写に不満あったわけです。なんやねん三日月宗近という機能!!!ってね。なので今回もここで物部が出てきた瞬間、またか三日月宗近…!!って拳を握ってしまいました。三日月さん勿論好きなんだけど、あまりにも一人だけ特別枠にいると…今回も三日月さんは大変な人ですこと!って苦虫アントワネットになってしまうのです。なんだろうなこの、三日月宗近という機能さんに対しては…キィッ!ってハンカチ噛みたくなるというか…若干不貞腐れてしまうというか…嫉妬?嫉妬なのかな?嫉妬かもしれない。嫉妬です!!

いやでも三日月さんの目指す道?もわからなくもないんですよ。そりゃ救いたいよね目の前に助けられる命があるなら。ただそれどこまでの範囲?なにが判断基準?って考えるとモヤるわけで。貧民街で一人の子供にパンをあげたら路地裏からぞろぞろ沢山の子供がきてしまってアッっていう描写、色んな作品で見てきたけど、それに近い感覚な気がする。救いたい気持ちは間違ってないけど根本的解決ではないから、中途半端に手を出すのはどうなんだっていうこの難しさ。三日月さんと鶴丸さんの立ち位置はそんなイメージ。
だから、三日月お前のやり方は間違ってる!って鶴丸さんが完全否定しないところが良かったです。ただ気にくわねぇー!!やれるもんならやってみやがれ!っていう海への叫びがベストアンサーすぎて完全体!!
一人でも救いたい三日月さんと、全員救えないなら切り捨てる鶴丸さんの方向性の違い…イイネ!!!このニ人が古参だっていうのも効力発揮してる気がします。とりあえず三日月宗近鶴丸国永に聞いておけば間違いないってアレ。まさかその二人がこんな対立関係だったなんて…最高ですね。これ今後本丸内部分裂で真っ二つになるなんて事あるのかな??そうなったら私は鶴丸さん側につくけど…いや三日月さんの本当の目的が分からんから何とも…本当に今何をしてるのあの人??なんやねん三日月宗近という機能…!結局はそこに着地してしまう。なんなんだよ三日月宗近という機能って…!!!

 

【大倶利伽羅さんと鶴丸さん】

「お前は崩れるな」
「ありがとよ、伽羅坊!」
よろけた鶴丸さんを支える大倶利伽羅さんと、それに笑って肩ポンする鶴丸さんの絆めちゃくちゃに浴びてしまって凄かったです。いやー…すごいな??ってちょっと真顔になってしまったもの。あまりの凄さに脳の処理追いつかんかった。伊達組二人でここまで絆レベル高かったら四人揃ったらどうなるの?天下取るのか??ってくらい強かった。あー…四騎出陣が観たいって欲望丸出しになりかけた。すごかった。
また今回こうして鶴丸さんが海に叫んでストレス発散してるのを、見せられる相手が居てよかったなってしみじみ。その相手が大倶利伽羅さんなのもマジ編成極まってんな!って改めて思ったね。刀ミュはこんな絆レベルMAXなのに無双は絆レベル1からスタートするの楽しみすぎる。はぁー楽しみ。長生きしよ!


【エモ作さんと知恵伊豆さん】

「何故、私だけが生き延びねばならんとですか…」
「考えるのだ、のちの世の為にも」
エモ作さん!!エモ作さんだ!!ってキャッキャ団扇振りたくなるくらいテンション上がってしまうエモ作さんの再登場。でもこれ台詞聞いて思ったけど、鶴丸さんがあんな風に塩対応してなかったら…エモ作さん死んでた感じです??史実通りに生き残らせる為に、あえてあんな風に当たり強かったんだな!なるほどビジネス塩対応だったのか!と思う事にしました。…いや絶対好き嫌いあったと思うけど。そう思わんとやっぱりエモ作さん可哀想すぎて…!

「見つけたぞー!天草四郎だー!」
「考えるのだ、それが貴様の役割。貴様と、私のな」
はい!パライソ脚本が最高すぎるで賞!!!ってデカデカとハンコ押したくなったのはこの〆です。お兄ちゃんが天草四郎として扱われてるの本当にきっっついんだけど、首飾り…って天を仰いでしまう。鶴丸さん本当にえげつない仕事ができる。そういや言い忘れてたけど、あの時ちゃんと武器を供えて並べる大倶利伽羅さん優しかったね。好き。
目を背けそうにしゃがんでるエモ作さんと、しっかり見据えて立っている知恵伊豆さんの対比もまた素晴らし……いやエモ作さんしゃがんでたっけ…?流石に配信から日が開きすぎて記憶力がもうあやふや…!でもなんか〆のシーンとしては本当に素晴らしい画面だったここ!!確か!そんな思い出!!


【エピローグ】

「これが、俺たち刀剣男士の任務なんだって改めてわかった気がする」
浦島ぐん…!!!パライソは浦島くんのサクセスストーリーなのか…!ってくらいめちゃくちゃ経験値ゲットして一気にレベル上がってた気がしました。悲しい出来事でもしっかり受け止めて、自分の足で立ち笑っている感じがもう本当に最高。強いよ浦島くん…!はぁー!ご立派です…!!ってまた心のばあやが泣いた。
「強いよ鶴丸は。強い人はね、強くならざるを得なかったから強いんだって!蜂須賀兄ちゃんが言ってた」
幕末天狼傳…!!!ってここでも涙腺にダメージ負いました。二段構えで確実に命取りコンボ決めてくる浦島くんは本当に強いね。ばあや瀕死だよ。最後にトドメ刺してきよったなって魂抜けながら思った。虎徹兄弟すご。

 

「気にしてねーと思うぞ?」
「それはそう…!それはそうなんだけど…」
パライソから気まずい状況続いてる松井くん可愛すぎてなんやねんもう…って震えました。それはそうなんだ…分かっているけど勇気が持てないんだ…え?告白前の女子高生なん???

「ほら!いってこい!松!」
「つ、鶴丸!」
告白前の女子高生なん?!!ここは聖女学校パライソ??って錯覚するかのような絵面でしたね。ほら頑張って!って後ろで応援する女友達が見てる。
「島原に行く前につけた梅干しが、食べ頃だそうだ!いっ、いっ、一緒に食べないか?!」
「おお、いいね!御相伴にあずかろうか!」
ちょっとやダもうー!告白成功したじゃん松井ちゃんおめでとー!!って駆け寄る気分やよこっちは。後ろにV6来てない?松井くんと鶴丸さんが美少女すぎてチャンネルが殺戮インフェルノから一転してマリみてになってしまった。こんな画面は百合なのに二人とも声低っっっ!!っていうギャップに今更だけど頭が混乱します。

「ほら、倶利さんも!」
豊前さん→倶利さん呼びなんだ?!!!ってここでも衝撃すぎて脳吹っ飛ぶ。エピローグでの破壊力が凄まじすぎて初見記憶喪失なってましたこのへん。

「日向!」
「は、はい!」
「おかわり」
梅干し取るのに手袋外す大倶利伽羅さんの良さ直視しただけでもう無理ってくらいお腹いっぱいだったのに塩分濃度間違えて阿鼻叫喚になってる梅干しを一人だけ普通におかわりするってどういう事なの!!!!私の唾液が凄まじいことになりますが!ってダバダバのシャバダバ。伽羅ちゃんの塩分過多を心配するより自分の心臓を心配する方が先でした。止まったかと思った。マジでエピローグの密度なに?こわい。

そしてここで一緒に松井くんと鶴さんが隣り合って笑うの最高すぎた。えぇ…パライソの完成度やばない?パライソめっちゃやばない…?って震える最後にトドメの登場人物がみんな握り飯を食べて笑うシーンね。

梅干しが!!まさかここまで大活躍とはな!!!って私はもう演出の完璧さに死にました。兵糧攻めにあってたキリシタン一揆軍が、現実では叶わなかったあの場所で、最後お腹いっぱい食べて笑い合うシーンで終わる完成度。え?なに…??天才…?って泣いちゃったね。まさか日向くんの梅干し漬けるシーンから、あの空腹時にみんなに梅干し配って回って、最後松井くんと鶴丸が和解するアイテムにもなり、夢の現の世界では梅おにぎりを食べるシーンに繋がるとか…パライソ…!!!パライソ!!!パライソ!!!って梅を掲げながら心の中で大合唱ですわ。完璧。なんだこの見事な着地。世界新です。

こうして色んな感情がごっちゃになってウオウオ言ってる私を尻目に、隣でパライソ観てた兄はここで「梅干しオチやったね」ってアッサリ言ったんです。観終わってすぐは、お前本当に私と同じ映像みてたんか?!って思ったんですが…こりゃ確かに梅干しオチだよ!!見事な梅干しオチだよ!!この涙は塩分濃度間違えた日向くんの梅干しによるものだよ…!!!って最後の握り飯シーンで思いました。いや本当に完璧すぎたねパライソ。めちゃくちゃ面白かった。
色んな感情ぐっちゃぐちゃになって、なんか私のメンタルも虚無とハイテンション状態の時が混ざって今回感想もぐっちゃぐちゃですが、最終的にめっちゃ面白かったパライソ!!ありがとう!!梅おにぎり食べて生きよ!!!って宣言して終わろうと思います。次の配信きたら二部の感想…書けたら良いな。…書けるかな?私二部観るとマジで記憶飛ぶんだよね。とりあえずもう37000人が既に言ってるだろうけど私も言わせて欲しい。ハラヘソ!!!以上です。おわり