ゴリラ倉庫

個人的な感想ブログ

伊達双騎 初日感想

冒頭ヒグラシが鳴いてたので嫌な予感したけど全体的にそんな暗い話じゃなくとても政宗公への愛に満ち溢れた素晴らしいお話だと思いました!完!!!

って初日配信を2部まで観終わって、満足感が今とてつもないのでこの一言で感想〆ようかと思いました。もう私なにも書くことないよ。だってもう伊達双騎ありがとう。双騎本当にありがとうの気持ちしかないし…いや嘘。こんな最高な舞台がチケット戦争苛烈すぎて生で観られない…双騎こんちくしょうの気持ちもめっちゃある。いやだってもうさ…こんな…こんなハイクオリティ最高ミュージカルは最大規模の会場で長期間やって欲しかったよ…!!!?マジでお席がご用意されませんでしたの悲劇…!冒頭のヒグラシは現地で観たかったっていう審神者の切ない鳴き声なのかもね!カナカナカナカナシイ!つって!なんつって!馬鹿!
いやもうなんで…なんで私はこんな歌が爆裂上手いミュージカルが現地で観れんの…?推し&推しの最強ミュージカルを何故生で観れないの…?この目で!この眼で観たかったよ私も政宗公…!あ゛ー!!!って気持ちが昂ってきたので、テンション高いうちに感想書きます。一回しか観てないし、記憶飛んでるところもあるからザッと順を追いながらグダグダ書くよネタバレ満載です!

 

まず最初鶴さんの『白に赤』伽羅ちゃんの『漆黒に赤』曲ね。
出…出ー!!!?お揃いソングじゃん?!って最初っからお互いのソロで歌詞リンクしてることに震えちゃった。これが双騎の力ですってドヤ顔ミスターマリックよ。私おったまげ。ありがとう双騎ってすごいね。

そんで顕現したての伽羅ちゃん、すごく眩しそうなの最高すぎて席ガッタガタしながら立っちゃった。コレコレ!これが見たかったんだ!私は推しが顕現した瞬間が見れるなんて、なんて幸福な人間なんでしょう!って喜んだところへ鶴さんが来てーー当然の暴力!!!!

…え?!!!!!

いや知ってた!知ってたけど!伊達双騎は伽羅ちゃんが鶴さんにフルボッコされますっていうのは予告で知ってたんだけど…めっちゃ長かったね?!予想以上に丁寧に念入りに痛ぶってたので、おおおお?おおおおお?!って大倶利伽羅さんの痛がる姿に喜んで良いのか、鶴さんのサイコパスヤバい男ムーブに引いて良いのか分からなくなってきちゃったここ!

『教えてやるその感情が苛立ち
その感情が悔しさ
抱えきれぬほどの屈辱』
ってそんな感じで歌いながらボコってたけど…伽羅ちゃん顕現したてのレベル1やんね?!…鶴さんクソな先輩すぎひん!!?って若干引き寄りの感情はいりました!
え大丈夫?!これ…これ大丈夫なヤツ?!!ってめっちゃ戸惑った。何故なら最近グラブル学パロイベントでグラン君を理不尽にボコった織部さんが不評だった流れを見ていたので。私はあれはあれで楽しめたけど…なるほど世間的に理不尽な暴力はやっぱりNGなんやな〜それはそうねワカルって納得してたから…この鶴さんの行為NGな人多いんと違う?!大丈夫?!!って妙に焦った。途中いやこれは…鶴さんの偽物なのか…?と怪しむくらい焦った。呻く伽羅ちゃん最高だけんども「な、驚きに満ち溢れてるだろ?」って久しぶりに会った顕現したての旧知の仲をフルボッコにしておいてその台詞吐く鶴さんに私は焦った。理不尽な暴力が大倶利伽羅を襲うーーって漫画のアオリ文を脳内で貼らないと困るレベル。血潮だ〜赤〜いって人間の身体を珍しがってる後輩に練度高い先輩が初手ボコってきたらそりゃ驚くわ。

『ある筈の血がなくてビックリ驚いた
ない筈の穴まっさかさま落とし穴
あぁ驚いた』
サイコパス鶴さんにビクビクしてた所へ穴掘りしながらこのホラーテイストな歌。きっと伽羅ちゃんへのフルボッコ行為…意味があるんよね!最後まで見たらこの一連の流れに納得して、鶴さん…!って屋上に立つ鶴さんに駆け寄るシーンで終わるってことね!と確信した瞬間です。

まぁ今回そんな解決シーンなかったんですけど!
いや本当…なんであんな殴ったん?たんに虫の居所わるかった系?なんか嫌なことあった?話きこか??って頭抱えちゃった。いや「もう少し早く生まれてたら、そうすれば天下をとれたかも」って伽羅ちゃんの顕現と政宗公を揶揄してたから意味はあったんだろうな…?配信一回目じゃここらへんよくわからなくて…「時間は埋まらない」とか言ってたから何か鶴さんも、もう少し早く顕現していたら…間に合ったのに…っていう悔しい思いしたとか?三日月さん関係で病んでた?まぁだとしても、それを顕現したての伽羅ちゃんに当たるのはどうかと思うけど…わからない…現時点の私には何もわからない…わかるのは、腰布で刀を落とさないようにするヤツが最高って事です!!!!!裂いた腰布で刀を落とさないように手首縛るヤツ!裂いた腰布で刀を落とさないように手首縛るヤツだ!って大興奮した。ボロボロぐしゃぐしゃになりながらも鍛錬する大倶利伽羅さん最高。ありがとう双騎。

「がむしゃらだなぁ!あぁ、良い意味じゃねぇぞ?悔しいだろ」

…レベル1やぞ?!!!!!こちとら!レベル1やねんぞ?!!!ってもう煽る鶴さん出てくる度に大倶利伽羅さんの肩もっちゃったね。先輩ひどすぎます。でも煽ってくる鶴さんカッコよすぎて惚れちゃう面もあります。あと敗れた腰布のまま話が進行したの興奮しましたありがとうございます。

「光坊や貞坊がいれば色々聞けたんだけどなー!」

おらんのか?!って伊達組の新規情報にドキドキしちゃった。過去編のこの時はいないけど…今の本編では流石にいるのかな?修行だして極増えてきてるから…伊達四騎出陣ワンチャンある??どう??大人の事情あったりする???
あと無言な伽羅ちゃんに「おいおい…これは任務だ」って鶴さんが協調性のなさを諭してたけど、そりゃいきなり殴ってくる相手に友好な態度とれんよな?!って思った。「ドーンといってバーンだ!」「は?」って鶴さんの作戦も、本編の今では通じるのに昔は通じなかったのねウフフって時代差感じてテンション上がりましたね。「うちの本丸の連中は大体これで通じる」っていうからすげぇなって思ったけど、三条とかまんばちゃんが古株ならそんな感じかもしれない。作戦フワッとしてても感覚で強いしなんとかなるメンバーって感じする。

虎哉和尚による蝉の捕まえ方講座〜これで一気に観客の心を鷲掴みにした唐橋さん凄かった…上手すぎる。「そーっと近づいてペッ」言い方とか完璧すぎて寄席だったものここ。政宗公の詩には書状にはあの方自身が宿ってる「まるでそう、付喪神のように」って〆てから政宗公ドーンとご登場には震えました演出も上手すぎる。そして政宗公の岡さんも歌が上手すぎる。上手すぎるしか言えん上手すぎる。
梵天丸も可愛かったですね!包帯を抑えてる梵天丸かわいい!和尚に背中トントンされてる梵天丸かわいい!ってほのぼのしてたら
「頼もうー!!!」って道場破りみたいな鶴さん来たの笑っちゃった。そんな堂々とくるんだ。あと伽羅ちゃんの腰布がここら辺で戻ってたので、手入部屋いってから来たんかな?…よく考えたらダンディ審神者は鶴さんフルボッコ中に何してたんだろ。顕現した新人殴るってわかった上で放置してたんかな…やっぱり意味ある?謎。

「そんなに説法が聞きたいか?」
「いや別に?」ハッハッハって笑う和尚と鶴さん息合いそうで好き〜この時のノリノリソング好きすぎる。
「あれ?伽羅坊やんないのかい?ふぅー!」のテンション高い鶴さんも好き。「ふんふふん、ふん!」って梵天丸に催促されて手を差し出す伽羅ちゃんも可愛いね。「じゃあ黒いの!」「なぜ俺に」「文をもらった事がなさそうな顔をしとるからの!」あ゛ー!幼子と伽羅ちゃんの会話が五臓六腑に染み渡る…!って目頭押さえた。良いよね。とても良い。この4人のシーンあまりに癒しすぎて……絶対残酷な展開くるじゃん…!!!って要らぬ覚悟してました。特に問題なくて良かったです本当。

そんで鶴さんの小十郎妻役すごかった…!!!「何故でござますぅ!お答えくださいまし小十郎さまぁ!」「おーいおいおい!」ってノリノリ熱演すぎて…その道のプロなんか…?って何でも出来すぎる来夢さんの才能に怯えましたね。天は五物以上のもんを与えとるわ来夢さんに。
和尚に催促されてちゃんと演じてくれる伽羅ちゃんもチョロくてとっても良かったです。この2人相手は部が悪すぎたんよ。スッと政宗公の手紙をしまおうとした伽羅ちゃんに「それ本物!なかなか貰えないよこんなの」って取り返す和尚もめっちゃ良い…唐橋さんアドリブ台詞多いんやろか?まだ初回配信だけだから何も分からないけど。

政宗公に鶴さんと伽羅ちゃんが飛脚として指示されてるのもめっちゃ良かった…!「白いの!片倉小十郎」「黒いの!伊達成実」って呼び方が梵天丸の時と変わらないの最高よね。そして飛脚の歌も最高…!『どうでもいい!それでも走る飛脚は走る』ってノリが最高すぎて…これが劇中歌で一番好きかも…いや今回本当に好きな曲多すぎて決められないな…!
「元気でやってる?」「殿ー!」「釣りに行こうよ!」「ぜひー!」って合いの手でも政宗公が愛されすぎてて最高。「あふん!」って言ってる家臣もいなかった?聞き間違いかと思ったけど皆メロメロだったからあふんくらい言ってそう。この政宗公に言われたら私も言う。あふん!!!!
色々恥ずかしいから読んだら燃やしてくれって言われてるのに、現代でもしっかり残ってるのも愛されてるなぁと思いました。いや殿の頼みごと聞いたれよとも思うけど。直筆の手紙を取っておきたいって気持ち分かるよ政宗公大好きファンクラブなんだね。

政宗公がなで斬りするシーンも「若さはあった、しかし若さがあった!刀をとったのです!」って和尚の口上が好き…!好きすぎてメモってたけど合ってるかな?若さはあった、しかし若さがあった…この言い回し最高すぎる。

…ダラダラ書いてたら夕公演の時間になりそうなので一旦ここまで!!!解散!

 

**************************************

 

夜公演が終わったので、双騎2回目視聴済みの状態で続きの感想書きます。別記事にするの後からややこしそうなので追加扱いです!↓↓

 

大ぼら吹き〜本領発揮☆で和尚さんと鶴さんがキメるの悪いプリキュアみたいで良いですね!悪いプリキュアってなんだろ!でもこのコンビ本当にノリが良くて最高。一緒にお酒飲んで欲しさある。
「ハハッ!がむしゃらで己も周りも見えてない」って鶴さんめっちゃ政宗公と一緒に伽羅ちゃんも擦ってくるじゃん〜!ってドキドキしちゃった。一部で何回煽んねやってくらい煽ってる気がする。鶴さんスパルタっていうかやっぱり機嫌悪くない?そんな事もない?

「骸を見つけると切り刻み!縫い合わせ!磔に処したのです!実に醜き戦でございました」
「父親の敵討ちを、醜いって言われちゃたまらんな」
「己の影に蝕まれる時もあるのじゃ」
「影がなくても一層明るく光るのが月!そんな政宗にみんな惹かれたんじゃないのか?」

ここの台詞の流れ…好きなんだけどうろ覚えすぎて…なんだったかな…あの手を鳴らすのを教えてくれたのはあんただろ?とか好き。そんで月が意味深に感じてくる。そもそも手を鳴らすアレ「人に頼るなって教えておきながら、一人では生きていけないって説くのかい?」って笑ってたあたりも多分これ大倶利伽羅さんの俺一人で十分だを踏まえてんだろうな〜って思ってたんだけど…2回目になると、鶴さんが色々抱え込んでるあたりも含まれてるっぽい?なんか全部繋がりがあるように思えてきちゃって…はよ解決編くれ…!って感じ。私の脳がパンクする前に。

伊達軍でわいわい宴会シーン、馴染みまくって中央で踊る鶴さんと、馴染めないながらも端でフッと笑った大倶利伽羅さんを!私は見逃しませんでした!笑った!今笑いましたよ!口角1ピクセル上がったね!?ひゅ〜!!!って昼公演では思ったけど夜公演は笑ってなかったね?!!…幻?!幻覚なの?!幻覚だった気もしてきた!助けてディレイ配信確認させて…!
「黒いの!打ってみよ」「断る」「難しいことはない心の向くまま打てばいい」って政宗公に言われて結局素直にトントン叩いてる伽羅ちゃんかわいい〜押しに弱い〜チョロい〜!

「戦うこと以外は興味がない」
「祝杯を上げるのは儀式みたいなものだ。そしてまた命を預け合う」
「ふん、馴れ合いそのものだな」
仲間がいると命…背中が預けられるっていうのが鶴さんの目指すところで、伽羅ちゃんはレベル1なのに一人で戦おうとしてるから、後半の鶴さんのブチギレに繋がる…って事で良いのよね?!自分の認識あってるか分からなくなってきた。

「七種を一葉に寄せて摘む根芹」
「俺にはただ春の七草をうたったようにしか思えん」
「とっとけ!政宗から、お主への文じゃ♡」
おー良いなー!みたいな家臣達のノリがヒューヒューの勢いで面白かった。だからこそ政宗公の語尾にもハートが見えた。そんで7郡を七草になぞらえた実に粋な歌って政宗公のセンスすごーい!梵天丸様からは貰わなかったけど、政宗公からの直筆の歌これきっと大事にとっとくんだろうな〜と脳内補完してたのに、最後にちゃんと回収してて本日のテーマ!手紙ー!!ってチリンチリン鈴鳴らしたくなりました。すごいね。もう意味のない行動がないくらい全部回収してくじゃん双騎。

「わかっちゃった?」「わかっちゃった!」「結構わかっちゃった!」「相当わかっちゃった!」
和尚さんと鶴さんのコンビ可愛すぎひん…?JKだったここ。参るぞ!カーッ!って叩くとその時指定した役柄で寸劇が始まる、不立文字というシステムも超最高だった…色んな鶴さんと伽羅ちゃんが見れる…!そしてやる気のない伽羅ちゃんに「…さっき、良かったよ」ってヨイショする和尚さん最高。「え?俺の妻は?」「…良かったよ」ってこれよく目の前でやられて伽羅ちゃん笑わんと耐えたなって思いました。昼公演ではなかったじゃんその台詞…!

「運が良かったのぉ…小田原城が落ちた後では、その首なかったぞ」
「もう少し早く生まれていれば、さすれば天下が取れたと思うてか!」
「滅相もございません!」
「ハッハッハッハ!」
鶴さん上手すぎて本当に怯える。いや…さっき妻役だったのに…今もう完全に秀吉公だし…そんでこの後めご姫ソング歌うんでしょ…?怖いよ…鶴さんの振り幅が…来夢さんの才能が。

『隻眼の黒き竜よ
爪も鱗も染められたのか敗北の白き衣に
隻眼の黒き竜よ
見上げることを諦めたのか勇翔する筈の空を
(何故…戦わずに屈した!)
戦わず戦う戦い方など
刀を振るわぬ戦い方など
知らない知りたくないわかりたくもない
埋めてやる俺は俺は俺の戦い方で』

ここの大倶利伽羅さんソロ好きすぎて歌詞メモった。秀吉公を刺さなかった政宗公に対して抱くこの複雑な感情…あ〜サクセスストーリー!!!大倶利伽羅のレベル上げ成長物語!ってぎゅんぎゅんしちゃった。『埋めたいと思うだろ出遅れた時間』っていう鶴さんに対して埋めてやるって返す伽羅ちゃんの図ね。そして最後の落とし穴を埋める流れに続く…うまい!回収がうまいんよ双騎!!!はぁーテンションが上がる!

そんで、めご姫ソングが泣ける。
『私のことはお気になさらず
殿は殿の大義に従い
突き進みくださいませ』
『ご安心ください
二つのお守りがありますから
一つは懐剣いざという時この身守り抜きます
もう一つはこれです
京に出発する折に殿から頂いたお守り
殿の心宿るお守り』
『筆ひとつで繋がる一文字一文字
筆ひとつで広がる一文字一文字
筆ひとつで開ける一文字一文字』
めご姫の歌を歌う鶴さんが凄くうまくて…恐ろしい鶴丸国永2022…もう姫じゃん…私の脳がバグっちゃう。
和尚がこの後に「歳を重ねると涙脆くなる」っていってたけどコレは泣く。私は泣いた。なんかもう…グッときたもの。切ない…そしてさっきwikiで調べたら夫婦仲悪い時期あったんかい…!って多少ズッコケました…いやよく考えたらそもそも政宗公って美少年と…駄目だミュで考えるのやめよ。感動は感動のまま受け止めよ。

この後の政宗公の書状の歌もめちゃくちゃカッコよくて…!はじまりのイントロがカッコ良すぎて最高。
『戦いは晴らさねばこの筆で
各所へ各所へ送る書状が私を守る切れ味鋭き刀
筆よ書状よ私を守れ』
歌が上手すぎるし歌詞も良すぎるし曲調も良すぎる優勝!伊達双騎の曲もう全部良すぎるんよ…!

「敵の狙いは手紙だ!」って久しぶりの時間遡行軍との戦闘シーンやっぱりテンション上がるね。
「俺一人で十分だ」
「へぇ〜じゃあお手並み拝見といくか」
って手を貸さずに見物に回ることにした鶴さん…内心怒ってたんだろうな…って思うと怖い。普通にいつもニコニコしてるから怖いんよ。でも目が笑ってないんよ。怖いよー!でも飛脚さん助けてくれたりサポートはしてくれるのね優しいよー!…優しいのかなー?!本当に優しかったら一人で十分って言った時に止めた気もするー!そして血だらけの大倶利伽羅さんは最高だよ!!!床で回転してからの足蹴り最高すぎてアッヒョ!って常時グーフィーになっちゃったよ!!!

「何を見てきた…お前はその眼で!何を見てきた!」
ってボロボロ伽羅ちゃんに向かってブチ切れ鶴さんびっくりした。し、仕方ないじゃないですか…!レベル低いんですし…!って私は大倶利伽羅さんの肩を持ちたくなりました。じゃあお手並み拝見とか言わずに、無理がある!練度差を考えろ!ってちゃんと諭してくださいよ…!わからんので…!ってもう完全に新人サイドになってしまう。私は刀ミュの古参勢による新人研修が荒療治すぎて基本好きではないので…!教えたれや!そこは!って今まで何度思ってきたことか…なんでこんなスパルタなんミュ本丸。過去に初期刀折れた事があるから荒療治のスパルタ研修になったんだとしたら…尚更あかんくないかダンディ審神者…って訝しんでしまう。いや私が今この教育体制に感じるモヤモヤも制作側の掌の上で、全てに意味があって踊らされてるだけかもしれんけども…!
ほんで強いね鶴さん!参戦したら一気に敵さんボカスカですよ!練度高ぇー!カッケェー!「命、預けられてもないのに手ぇだして!…悪かったな」って怒る鶴さんに、あーこれは過去話だから…今はパライソで伽羅ちゃんに背中預けられるようになって良かったなっていう成長物語…!って納得したんだけど、それでも今回の鶴さん顕現したばかりの伽羅ちゃんに求めすぎじゃない?ってやっぱり気になって……え?もしかしてこの伽羅ちゃん…2振り目…??ってちょっとヒヤッとしました。そしたら顕現したてでフルボッコも、1振り目の伽羅ちゃんが俺一人で十分スタイルで無茶したからなんだなと思え…なくもない?いやわからん。私に考察は向いてないので早く解決編きてほしい…!

『傷だらけのその背中
赤く滲む悔しさ
その痛みの先に見えぬもの』
『己から流れる血は
抗えぬ弱さ
悔しさに疼く…これが…これが…あああ!』
『助け合う命諸刃の剣強さと弱さと天秤
この背中を預ける時はくるのか』

背中、預ける時きたね!!!ってパライソ見返したくなりました。今を知ってる状態で見る過去編はやっぱり味が濃くて美味しいスルメ。そして血関連の歌を歌う大倶利伽羅さんにテンションが上がる。血潮から斬って流した血とか己から流れる血とか…うーん流血が似合う系男士!松井くんの次に!

「弔いの歌か…何故歌を歌う?」
「お主は何故歌を歌わぬ」
『落ちていく真っ暗な落とし穴
憤りに似た悲しみに似た涙に濡れた』
ここら辺で落とし穴はやっぱり墓的な…?2振り目…?ってビクビクした。ちょっとうろ覚えすぎるのでディレイで確認したい。
「知ってるか?月は裏を絶対に見せないらしいぜ?」
って今回の背景の三日月は政宗公の三日月だと思ってるのに、何故かチラつく三日月さんの影はこういう台詞が意味深に聞こえるからだと思うんですよ奥さん。どうなんですか奥さん。私にはわからないです意味深ワード禁止条例を出したいくらいです。鶴さんもう全部言うてくれ!ネタばらしして!楽になりたい!

槍兵3人がタンタンッてする動きかっこよくて好き!ってメモに書いてあるけどどのシーンか忘れました!会津攻めの手前かな?ここの場面で、真ん中から歩いて出てくる和尚さんも強いオーラ出ててラスボスかと思いました好き。和尚さん本当好き。
「この首欲しくば!かかってこい!」小十郎ー!カッコイイー!「勝利は我にあり!攻めあげるぞ!」政宗公ー!カッコイイー!って許されるならペンラ振りたかったですここ。でもこんなカッコイイのに、政宗は表舞台に出る機会を逃してしまったのですって語りが本当…なんというか…史実つら。

「そろそろ私の寿命も尽きる。
私の眼で見た政宗公を語るのはここまで。
伊達政宗の眼は一体何を見たのか。
まず口上はこれにて、これにて御免」
…和尚ロスだよ!!!!ってこの口上きた時ショックでした和尚にもう会えないことが。退場シーンもカッコよくて本当に天晴れ和尚…伊達双騎っていうか、政宗公と和尚のキャラ強すぎてこれが伊達四騎だったとも言えるなって思っちゃったもん途中。出番多かったしね。和尚…本当に良いキャラだった…物部ではないんよね?なんか語り部サイドだったけど…どういう立ち位置?

政宗公『心折れる音』
伽羅『聞きたくはない』
『心の戯言』
『聞こえてたまるか』
『志はここ』
『たとえ見えなくとも俺は俺は…』
伽羅ちゃんの返しが好きすぎる2022ー!!!!政宗公とのデュエットが最高のマッチングアプリ成婚成立おめでとうございますって感じでした。合いすぎ。良すぎ。歌詞天才。なんかもう2部でも政宗公&伽羅ちゃん、和尚&鶴さん曲欲しいなって思っちゃったもん。各位の相性が良すぎて。

「殿がようやく前を向いてくださった!」支倉常長ー!!!「違うよ!感動の涙だよ!」「野望!」「希望!」「…まんぼう!」ウッ!ってなんかもう登場した瞬間にマスコット枠になっちゃった支倉常長ー!!!かわいい!!!政宗公にその気になる相槌頼まれてるのかわいい!

『お主に問いたい事があるこの国の中心はどこだ?
上方…今は江戸かと
そうじゃ奥州は所詮僻地
天下狙おうにも遠すぎる
政宗は所詮ひなびと
ここ仙台の海で潮の流れが変わる
世界と繋がる要となる
世界の海のど真ん中』

…ヒナビトって何??ってググったら田舎の人って出てきたのでヘェー!と一つ勉強になりました。つまり私もヒナビト。そして天下の地まで遠すぎるっていうのは本当確かにすぎて…だって現代ですら私仙台行った事なくて…新幹線あるのにね…戦国時代だったら洒落にならん遠さだよ。

「長き戦乱の世も終わり
我の心は一度折れたバッキバキ!」
バッキバキですか?
そうじゃバッキバキ!
見せれるもんなら見せてあげたいくらいじゃ
じゃあお願いします
無理じゃ
我が心は火がついたボーボーじゃ!
ボーボーですか?
ボーボーボーじゃ!
ボーボーボーですか?!多めのボー!
ああ!」

この2人が可愛いすぎて何かもう泣けてきちゃってね。
『一度折れても何度でも見続けるのだ
最後の夢終いの夢
この政宗のついの野望』
「しぶといよな人間ってのは…天晴だよ!」
天晴だよー!!!なんかもうここら辺で政宗公が激ウマ状態で伸びやかに歌うし、覚醒した感じあって鶴さんの台詞と合わせても泣ける。覇気がなかったのに新しい夢を見て生き生きする政宗公…美し!

「さぁ大舞台の始まりだ!」
…FFの戦闘BGMじゃん!!!!ってテンション上がりましたココ完全にFFの戦闘BGMノリ。耳馴染みが良すぎる。
『祝いに来たのか世界の門出
華々しく飾れ
華々しく散れ
せっかくだから楽しもうぜ
華々しく散れ
それそれそれ』
もう鶴さんカッコ良すぎてどうにかなっちゃいそうなくらい最高すぎた。伊達双騎で一番好きな劇中歌やっぱりここかもしれん…!ってどの曲でも流れる度に思う。ていうかこのドコドコドコドコ音と共に時間遡行軍がやってくるのがテンション上がるんよ。江水で兼さんの極帰還シーン思い出した。あれ全ミュのシーンで一番好きかもしれんってくらい好きだけど、伊達双騎のここもめっっちゃ好き。同カテゴリ。

「一人で十分とは言わないのかい?」
「不十分は承知してる…だが、やらせてくれ!」
ペッてツバ吐くヤツ!ペッて掌にツバ吐くヤツだー!!!もうコレコレ!コレが見たかったんだよ!って完璧展開にスタオベしました。欲しかった球がズドンとど真ん中メットにきてくれた。ありがとう双騎。この部分の台詞が最高すぎるし劇場版!春風桃李巵!って脳内ファンファーレです最高。これは二人の成長物語。
そんで伽羅ちゃんが刀使わず蹴る殴るする戦闘がもう最高…最高すぎてね…敵にブッささった刀を取りに行くまでの間は肉弾戦なんだ…!ってもう好き度がヤバくて目がハートになってしまうよこんなの。無双ですら蹴りまでだったじゃん…殴りもする…ありがとう双騎…!

『腹を据えろ気を散らすな
目の前の敵を必ず倒せ
華々しく戦え!
初陣の仕切り直しだ!』
なんかもう顕現したてでフルボッコにした件とかその他諸々の感情…この歌でもう帳消しかな!!!ってくらい好きです。華々しく戦え…先輩の指示として良すぎる…全部許してしまう今までのパワハラまでも。

とか言ってたら鶴らしくなっちゃった血みどろ展開ですわ。もうね、ここヒュッとなったね。刺された鶴さんがぐったり倒れた時、伽羅ちゃんの、後ろからのアングルで顔が見えない構図によ…!!!ヒュッは魂が抜ける音です最高すぎた…!!!これはもう劇場版春風桃李巵です!全米も泣く!鶴さんやられてブチ切れ伽羅ちゃんによる槍さんとの一騎討ち…激アツ…!ここガタンゴトンガタンゴトンって汽車の音じゃないけど多分伽羅ちゃんの血が煮えたぎってる音?刀鍛冶的な?なんかそんな演出と合わせての戦闘最ッッッ高すぎた!もう…私は前世で世界救ったんかもしれんな???ってくらい私に都合の良い展開すぎて興奮しましたありがとう双騎。

そんで敵を倒して、伽羅ちゃんがハァハァ言いながら倒れた鶴さんの所に向かったらーーヒョイって起きるヤツね。
「驚いたか、伽羅坊」
やったらアカンやつ!!!!それ一番やったらアカンやつだから!!!って鶴さんがここでヤられるわけないと知ってたけど、さっきまでマジで気絶しててちょうど意識戻ったタイミングだったとしても、本気の伽羅ちゃん相手に今言うたら一番アカン冗談だと思いました。うらぁっ!殴ろうとする伽羅ちゃんガチギレの目してたし…白目がちなバーサクモード怖かったな…昼公演は目まで見えなかった気がする…興奮しました。
「…悪い、冗談が過ぎた」って鶴さんも謝ってたので私の溜飲もいくらか下がりましたが、反省して殴られとこ!そこは!って1回目の時は思った。松井くんからのふざけんなパンチは受け入れたのに、伽羅ちゃんのふざけんなパンチは受け入れないとはこれ如何に?!ってね。でもまぁ2回目見て…これ伽羅ちゃんのブチギレパンチ受けたらマジで折れる所だったんかなって思い直し。ギリギリHPすぎたから、本当に直前まで意識なかったし、これ受けたらヤバいと思ったから受け止めた…そういう感じ。内心冷や汗ダラダラだったのかもしれん。そう思うとフフッて気持ちになりますね。いや知らんけど。

「無事に出帆したようだ。いい旅を〜!」
「…いい旅にはならない。慶長遣欧使節は失敗に終わる。支倉六右衛門は無念の最後を…」
「わかってるよ!でもそれは歴史の話だろ。案外楽しい旅かもしれないぜ。日の本一の筆まめ武将!伊達政宗の手紙が、世界一広い海を渡るんだ!それだけでワクワクするだろ!」
「…そうだな」

もう本当に劇場版春風桃李巵…!私…私は…こういう会話が好きでぇ…!って合唱曲のようなピアノ曲流れ始めた瞬間に感情ブワッときました。見事すぎるやろ。伊達双騎のストーリー纏まり具合が見事すぎるやろ…!
「殿ー!託された書状は、確かに届けましたぞー!
あの歌の通り海もすべて全て繋がっております!
殿の眼にかわって、この六右衛門の小さき双眸でたくさんのものを見てきます!」
私…私は…こういう展開が好きでぇ…!ってまた泣く。なんかもう…いやもう話の閉じ方が綺麗すぎるんよ。どことなく切なくて、おどろくほど尊い。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』みたいに言っちゃったけど。切なさと美しさがこう…ええ感じの塩梅で…春風桃李巵…良い作品すぎる…!

「見ろよ伽羅坊、月が喰われていくぜ」
『音もなく欠けていく
光と影が並ぶ一直線に
影を落とすのは
己が光を遮るから
そのことを忘れるな決して
全て影に覆われると
現れる赤き月
綺麗だ』
「少しはいい面構えになったな」
劇場版…!春風桃李巵…!ってまた目頭を押さえます。ハァー…良すぎ。良すぎるやろこの作品。いい面構えって呼びかけてきたので足を止めた伽羅ちゃんを追い越して「置いてくぞ」っていう鶴さん、やっぱり面倒臭い先輩感あるなって思ったけども。正直上司には欲しくない…!苦労しそうなので…!

『天下か海か
光か影かそれとも赤か
現はどちら
夢はあちら
現はこちら
夢はどちら』
政宗公の歌が上手すぎて泣く泣いた。三日月と花と晩年の政宗公の姿が完璧すぎて…本当にここをキービジュアルとしてポスターで欲しい…!って思いました画が強すぎる。仙台駅に貼ろう。ていうか仙台公演を今からでも追加しよう100日ほど!!!!!

政宗公が亡くなって70年経ったのち、めご姫の遺品から見つかった。殿から頂いたお守りは古い手習だった」
まだあるの…?!ってもう政宗公のシーンで完全に終わった気でいたので、更に畳み掛ける展開に酸素欲しくなりました。過剰摂取…過剰摂取すぎるて…!
「託された思いは…確かに残っている」
あ゛ー!!!今回のテーマ!!!手紙!!!!ってもうトドメ刺された気分でした。やっぱり紙に残すの大事なんやなって。今私はもう何でもかんでも電子化してくれんかな…デジタルが楽…って全部デジタル派だけど。デジタルだったら政宗公の手紙はこんなに残ってないかもしれんのよね。直筆…強い…家宝にしたくなる程慕われてた政宗公…強い…!!!

「どうせまた出陣させるんだろ?なら、あの頑固者あたりと組ませてみたらどうだい?」
「頑固者…はっはっはっは」
石切丸さん頑固者ポジションなんだ?!ってなんとなく新鮮な感じがしました。でも確かに頑固者…というかこの話からみほとせって…伽羅ちゃん顕現してから色々と大変すぎん?!頑張って…!
「俺も良い面構えになっただろ?」
「ええ、これからもあなたの力が必要です鶴丸国永」
「ああ、そういや…月が欠けていくのをみた。裏側は見られなかったがな」
だから意味深すぎるワードは禁止条例にしたい…!ダンディ審神者と鶴さんはもう良い加減教えて…!何がどう…どうなってんのか…!!!どう考えても先日月蝕だったよ〜☆のテンションじゃないんよ…!月が欠けてくとか喰われるとか…不穏!!!裏側って何!!!見れないものって分かってるものを!何故あえて今ここで!わざわざ見られなかったって報告する???なに???私が考えすぎなの???違うでしょ絶対なんかあのクロワッサンの形した名前の人が関係してるんでしょ三日月宗近という機関ー!!!!って肩で息した。鶴さんの面構えも変わったなら伊達双騎は二人の成長物語なんやね〜って気持ち月が飲み込んじゃった。月蝕なだけにねつって!

伽羅ちゃんはセイッ!でBGMも切れる素晴らしい男。そしてまだあったエピローグ…もう終わりか…?!っての結局4回くらい繰り返したな双騎…密度が高いんよ。ありがとう推しの供給過剰摂取です。

「誰だよこんなとこに落とし穴掘ったの」
「お前以外に誰がいる」
「それもそうだ」
「まさか自分の作った落とし穴に落ちるなんて」
「驚いたのはこっちだ」
冒頭のホラーテイストで歌ってた落とし穴まで伏線回収するとはね…!あとそんな深く掘ってないと思ってたからビックリ。頭も見えない全身すっぽりサイズって…ガチの墓じゃん。
『掘りすぎた穴
気がついたら俺が穴の中
ああ驚いた真っ暗だ』
って歌詞からしてもう墓だったんじゃん。病みすぎでしょ鶴さん…!
「埋めろ。迷惑だ」
「ええーせっかく掘ったのに…」
だから嬉しそうなんだね鶴さん…!墓から引っ張り出してくれた伽羅ちゃんに喜びが隠せないってか!「埋められない」って何かに対して自嘲気味に歌ってた鶴さんに、「埋めてやる」って歌で返してた大倶利伽羅さんが、最後は自分で「埋めろ」っ言いました。それに対して埋めずに逃げる気かも?ってメンヘラみたいな事言って追いかけっこを楽しみました。
なんかもう…そういう事だよ!!!わからんけど!!!正直鶴さんに何が起きてて、結局なんで顕現したての伽羅ちゃんフルボッコにしたのかもようわからんけど!きっと!そういう事なんだよ!!!!そういう事なんだよな!!!?なんか分からんけど雰囲気は伝わった!落とし穴関連多分なんかそんな…なに?!詳細わっかんねーけど!伊達双騎最高だったって事はわかりました!

あとはもう「この目で、この眼で見たいのだ!」私も伊達双騎を!って政宗公ばりに叫びたくなったので、再演してくれることを本当に願ってます。観たい…現地で…浴びたい…この最高のミュージカルを…!!!