よく噛んでデンプンから糖へ

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ジェイ!マヒシュマティ!!

『バーフバリ 伝説誕生』

世間で話題になっている時は、あー面白そうだけど今映画館まで観に行けないし...インド映画だしなぁ...とそこまでの熱意はなく消極的でした。なんであの時もっと興味をもって劇場に足を運ばなかったのか、今となってはめちゃくちゃ後悔していますけども。

「インド映画観たことないけど...何かアレでしょ、いきなり大人数で踊るんでしょ?」という偏見しかなかったので、正直軽く見ていたのかもしれません。私ゴリゴリのアメリカ映画が好きだし、そんないきなり踊るインド映画についていけるのかなって。今思うとめちゃくちゃ失礼。あと天邪鬼なので、世間で高評価だと私はそうでもないだろうなっていう謎の判断もありました。

で。

WOWOWで、二夜連続バーフバリ初放送がありまして。まぁ話題になっていた映画だし、そこそこ観たかったし、どんなもんじゃろなと。品定め的な?ちょっと斜め上目線からのスタートで観始めたわけです。

【以下めちゃくちゃネタバレ全開感想】※台詞はうろ覚え

 

偏見全開だったところへあのプロローグから。

「バーフバリは生きねばならぬ!!」叫んで、川のど真ん中で立ったまま息絶える女性の叫び。もうね、燃えたね。「命が欲しいのならくれてやる!」と啖呵切って、腕だけ伸ばして激流から赤子を守るその姿に。激アツやんけって思わず呟きました。始まり方カッコよすぎ。震えた。

でもそこから20分程(ここで夜食のハッシュドポテトを焼きながら観ていたっていうのもありますけど)あーはいはい、こういう感じね。と軽く笑って観てました。顔が濃いな〜俳優さんこれ最後まで区別つかないかもな〜背景と人物が浮いているの気になるな〜等とね。ただ音楽とともに主人公が成長していくシーン描かれるのが大大大大好きなので!ここだけでもう個人的に花丸でしたし、滝登りシーンの布ヒラヒラも綺麗だし十分満足はしていたんですけども。まぁ、こんなもんかなって。まだ見くびっていたわけですよ。バーフバリの面白さを。

観る姿勢が変わったのは、ヒロインであるアヴァンティカが登場した辺りでしょうか。滝登り終えていきなりの雪山のシーンで、新しい世界に来たというワクワク感が半端ない時。沢山の男に美女が追われていたので、主人公のシヴドゥがここで助けるのかなって、まぁそんな感じで観ていたら...いやめっちゃ強いやんけこの美女っていう。思わず口を押さえましたね。あまりの美しさに。弓矢ぶっ刺すシーン最高に惚れてまうやろ案件ですよ。「なんて女だ」ってまさにそれカッコイイ。そうして洞窟で話す謎の仮面集団にテンションガンガン上がっていきました。んでもって「目には涙ではなく、炎を燃やせ」の台詞。あそこで完全に落ちた気がします私。めっちゃ面白いやんけこれって。

さらにマヒシュマティ王国でカッタッパが登場した瞬間、あ、好き。って一目惚れです。白髭の老兵とかそんなんもう好きに決まってた。見た目からしてストライク。しかもめちゃくちゃ強いのに奴隷の身分とかいうじゃないですか。おいおいどういうことだよってテンション爆上げ。「忠臣を描いたらそなたになるだろうな」って台詞もめっちゃテンション上がる好き。

そして悪逆非道の王様であるバラーラデーヴァも、腕っぷしだけは確か!って感じの闘牛投げ飛ばすシーンでゾクゾクしました。黄金像とか建てちゃうのもいかにも暴君の象徴みたいで良いよね、好き。ていうかもう髪型がオールバックな時点で100点満点あげちゃう。

んで囚われの妃デーヴァセーナの登場。鎖に繋がれて25年、もうボロボロの様子から察する痛ましさ「私ではなくあいつを選んだ」とか何なに王様?三角関係?!何があったの??と興味津々になりました。私そういうのめっちゃ好きなんで。わけアリの過去とか大好き。NTR!!

あとデーヴァセーナ妃、髪に隠れて全然顔を見せていなかったのに「そんな小枝なんて拾っていないで」とカッタッパに言われた瞬間にバッとそのご尊顔が顕になるシーン...やばくないですかここ。復讐の炎がめっちゃ眼に宿ってる。こんなにボロボロの姿でも、なんかもう平伏してしまいそうな迫力。私も思わずカッタッパみたいな反応しちゃいましたもん。あ...あぁ...みたいな。「息子は来る」とかもうね、燃えた。激アツ。

シヴドゥとアヴァンティカのラブロマンスに至っては、いやもうシヴドゥ最高やろと。水中からタトゥ描いたり木の上からチェシャ猫みたいな登場したり。いたずらっ子可愛い。おちゃめ。素敵。ここらへんから私もう大分シヴドゥ好きでした。アヴァンティカさんの翻弄されっぷりとかもうニヤニヤ。

何よりシヴドゥによるアヴァンティカさんメイクアップシーン、ここ最高に好きです。攻撃を交わしながら脱がして化粧を施すって…いや凄いな?!そしてエロいな?!どんどん戦士から女性に変わっていくアバンティカさんの変化がもう素晴らしくて。そして綺麗になっていくアヴァンティカさんに「感じた。胸の痛みを」って何シヴドゥその台詞。こっちの胸に激痛走るわ惚れる。

あと滝から濡れ髪をかきあげながら登場するシヴドゥのカッコ良さ。最強。私ここのシヴドゥの髪かきあげシーンだけでもう5000億点つけます。いやもう本当最っっっ高に好き。2回目観た時は一時停止しました。止めてもすごい。えげつない色気。正直ここポスターで欲しい。壁紙に貼りたいレベル。

そして「これが...私?」みたいなアバンティカさんの美しさね。もう\\美//って感じすわ。完全に女になってた。すごい、すごいよシヴドゥ。そして色とりどりのドレスに着替えながらの「私にタトゥを入れた人」の歌。はぁーラブロマンス!!私映画における恋愛要素そんな興味ない性質ですけど、この二人のラブシーンならいくらでも見れるわってくらい楽しかったです素敵すぎる。

また戦士に戻って使命を果たそうとするアヴァンティカに「そなたの使命は俺の使命」って告げてデーヴァセーナ妃を救出に向かうのも熱かった。雪崩脱出劇はちょっと笑ったけど凄かった。自然すらも味方になるシヴドゥさん半端ない。

そしてここから夜中に一人で観ているにも関わらず、思わず「カッコイイ...」と声に出して呟いてしまう程のイケメン風ラッシュですよ。

ばっさぁーと風靡かせながらマヒシュマティ王国に踏み入るシヴドゥ!!かっこいい!!

黄金像を建てる民衆が転び大崩壊する直前で紐を引っ張って助けるシヴドゥ!!かっこいい!!

助けた老人に微笑むシヴドゥとめくれる布!!かっこいい!!

侵入者なのに堂々とした宣戦布告のごとき流し目!!かっこいい!!

兵士の黒衣を剥ぎ取って身に着けるシヴドゥ!!かっこいい!!

デーヴァセーナ妃を担いで脱出するシヴドゥ!!かっこいい!!

燃え盛る障害を馬車でぶち破るシヴドゥ!!かっこいい!!

雨の中敵をバッタバッタとなぎ倒すシヴドゥ!!かっこいい!!

首をはね飛ばすシヴドゥ!!かっこいい!!!

はぁー!!かっこいい!!!ともはやカッタッパのスライディング崇拝も当然の行為だと受け止められる程の怒涛のイケメンっぷりでした。崇めるしかねぇわ。だってカッコイイもの風が止まらないもの。

そうして「俺を見る母の目に、愛ではなく遠慮を感じた。見知らぬ人々に神と崇められた。会ったことのない女の傷を見て涙が溢れ出した。何故だ。俺は誰だ?」という切ない台詞でシヴドゥの過去、父親のアマレンドラバーフバリの話へと移るわけですけど...初見は思いもしなかったです。あんなにカッコよかったシヴドゥ...マヘンドラバーフバリの、更に上をいくカッコ良さがこの先待ち受けているだなんて

 

過去編になってまず最高なのがシヴァガミ様の圧倒的な強さでした。なにより目力がすごい。そして発言ひとつひとつが全て名言。プロローグで圧倒的な存在感をもって惹きこませたお方は流石の存在でした。「この宣誓を法と心得よ!」かぁー!しびれるね!

王と王妃がなくなり、産まれたばかりの二人の王子(従兄弟同士)が王位継承権を巡るという展開からしても激アツです。そして成長していく過程から見える王子の違いね。アマレンドラバーフバリはこの時から人間ができていた。なんかもう存在がカリスマっていうか幼少期からしてマジ美少年。奴隷身分のカッタッパ達と一緒に食事をとろうとするのとかもうね。みんな好きじゃんそんなの。ずるいよ。惚れるしかないよ。

ただ私、弟に劣等感抱いている兄というのがめちゃくちゃ好きで。バラーラデーヴァもね、すごい良いんですよ。この、目つき。バーフバリに「王は私で、そなたは良い将軍になれるな」と言われた時とか。バーフバリに投げて寄越された命綱を笑って掴もうとしないところとか。もうね…好き!!!!!本当にこういうキャラ大好き!!!選べない!どっちが良いかなんて選べない!!となっている所へ、ついに王を決める戦が始まるわけですが。いやもうシヴァガミ様もカッコいい。カーラケーヤのいかにもな蛮族っぷりもいい。と全て肯定期間に入ってましたここらへん。私もう完全にバーフバリに夢中。誰だよ最初インド映画はなぁ~って見くびっていたのは馬鹿やろう。

そんでもって、武器は均等にしろってシヴァガミ様が言っていたのに、バラーラデーヴァの父ビッジャラデーヴァの策略でバーフバリは満足な武器装備が与えられないわけですが…ここでいきなり布集め出すのとかもうね。なんかやるじゃん絶対にってもうワクワクが止まりませんでした。そしてあの作戦。すごいよー頭いいよーバーフバリめちゃくちゃ有能だよー!!布を効果的に使いすぎるよインド映画天才かよー!あとバラーラデーヴァの戦車も最高だよ面白すぎるよ乗りたいよー!!ていうか言うの忘れてたけど戦開始前に生贄捧げるシーンで「罪のない生物の命を奪わずとも、女神に捧げる血はコレで十分」って自分の手を斬って銅像に浴びせるシーンも最高だったよー!!!もうなにもかも最高だよー!!

二人の王子の対照的な戦い方最高!民もろともシャキンシャキン戦車で両断するバラーラ最高!手をくいっくいってして民衆を助けながら敵を討つバーフ最高!「私と戦う者は?」「私と共に死ねる者は?」と兵士を鼓舞するバーフ最高!子どもを抱えて馬に乗るバーフ最高!獅子グローブで殴打するバーフ最高!!そして生け捕りにしろって言われていたのに直前で手柄横取りするバラーラデーヴァも最高ー!!!

そして敵を倒した王子二人にシヴァガミ様の決断は「百人の首を斬るものを英雄と呼び、たった一人の命を救うものを神と呼ぶ」ということでバーフバリジャイホー!!だったわけですが、いやもう激アツでしたね。この判断も最高にしびれた。はぁーなんて見ごたえのある映画だったんだと、最高だなと余韻に浸っているところで最後。

 

「そんな最強の男がどうして死んだ?」

「家臣の裏切りによるものです」

「誰だそいつは!」

「裏切ったのは……私です」

カッタッパー!!!!!!!!!!!!???ていうもう衝撃ですよ。ここで流れるエンドロールの無情さ。嘘でしょインド人こんなめちゃくちゃ気になる所で続編待たされたの?!!!と震えましたね。私は次の日のWOWOWO放送すら待ちどおしくて仕方なかった。耐えられるかあと20時間とさえ思った。正直もう朝になったらDVD買いに走ろうかとすら思った。

そんな最高に気になるところで『バーフバリ 王の凱旋』へと続くわけですが…流石に感想が長くなりすぎたので今日はここまでで一旦終わります。いや思った以上に長文になっちゃった。来週の土日にまた続編を観直してから書こうと思います続き。

ていうか誰に向けたわけでもない、自分の感情の高ぶりを連ねただけなのでしっちゃかめっちゃかな感想でしたけど…いやもう本当にバーフバリ面白かったなと。映画館で観たかったなマジでと。リバイバル上映は都会だったり地方民からは遠い場所だったりで…いつか大画面で観れる日がくるといいな…その時はタオル持っていこう。ハンカチじゃ涙が間に合わないからね!!!!!